ニュータイプ飽き性のすゝめ
突然だが私は、ちょっとした病を疑うほどの飽き性である。
三日坊主 is BFF(ベストフレンドフォーエバー)
「続けること」が、ほんとうにできない。もう呪われてんのかってくらい、なにも、続けられない。唯一続けてきたと胸を張れるのは「生きること」、それのみ。ストレッチだろうと、日記だろうと、難易度に関係なく続かない。こんな調子なので、もちろん仕事も続かないっ★★お金もないっ★★★★
たとえばある日突然思い立って「寝る前ストレッチ」を始めたとする。何日か続けたら、ストレッチの存在が、「身体を柔軟にしよう!」という意気込みごと、脳から自然とフェードアウトしてゆくのだ。無心で即おふとんへinしてしまう。
この性質って一般的には飽き性に分類されるんだろうけど、本人としてはちょっと違うのでは?と思っている。
熱しやすく冷めやすいけど、ふたたび熱するのである。
人間関係で説明するとこんな感じ↓
従来の飽き性=飽きたらポイ、でそれ以降は二度と会わない。チャラい。
ニュータイプ飽き性(私)=飽きたら「他の人好きになったから一旦別れる、また数年後お会いしましょう」で本当に数年後また好きになる。チャラくはないけど、なんだこれ。
★
脳内にはいくつもの鉢植えがあり、それぞれに育てている植物の名が記されている。植物の名とはすなわち、そのとき脳内を占めているトピックスである。
たとえばこんな感じ→「キャンプ」「ガンダム」「オカルト」「漢字検定」
このようにジャンルもバラバラの鉢植えが同時に複数存在しており、一度設置されると、たとえ植物が枯れようとも撤去されることはない。いつの日か蘇る可能性があるからだ。
★鉢植えの一生
①ハマっている鉢植えに毎日のようにたっぷりお水をあげる。
②知識という水を吸収して枝葉がぐんぐん伸びてゆく。うれしい。
ここで言っておきたいのが、花を咲かすのが目的では断じてないってこと。
好奇心という名の鉢植えには、咲く花など存在しない。これは「好きなことを仕事にしろ」という風潮への反論でもある。アンチ、マネタイズ。(怒)
、、、、、いや、これはどう頑張っても「好き」をマネタイズできない自分の僻みでした、謝罪。
③用法用量を無視して多量の水をあげ続けた鉢植えは、やがて飽きという病によって腐りはじめる。
④成長は止まり、あんなにみずみずしかった緑の葉が化石になる。
⑤「今までありがとうね、、」とつぶやきながら触れると、化石は思い出とともに粉々になりましたとさ。
鉢植えの一生 END(とは限らない)
これまでハマってきたほぼすべてのトピックスは、①~⑤を数年ごとにループしてる。そんなことを何十年も繰り返した結果、どうなるか。脳内マングローブが爆誕します。(祝)
多種多様な「いらん知識」が脳内メモリを圧迫し、本当に必要な知識を保存できてない皆々様。
ともに生きましょう。我々には酷ともいえるこの情報過多社会で、飽きたり出戻ったりしながら、どこまでも「好き」を追求しようではありませんか!!!^_^ ☆★☆
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