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【健康しが】大学生が行うウェルビーイングビワイチ体験(冬のビワイチ女子旅200km)
こんにちは。立命館大学の佐藤です。
今回は、12月5日から6日の1泊2日で、友達と冬のビワイチに挑戦してきました。距離としては、以前実施した、ビワイチ体験(びわ湖一周200km編)と同じ距離感です。
今回実施したビワイチの概要
今回は、私と友達と2人でビワイチに挑戦しました。2人とも大学生ということで、試験や論文提出などのこともあり、12月上旬の実施になりました。
私は、滋賀県出身で、1日のビワイチで守山-近江八幡、米原-長浜を散策したことがありますが、琵琶湖一周は初めての挑戦です。自転車にはたまに乗る程度です。
一方で、友達は京都出身で、ビワイチ初挑戦ですが、通学や外出で普段から自転車に乗っています。今回のビワイチは、目的地を決めて「BIWAIZHI Cycling Navi」を参考にしてルートを決めました。
ビワイチDAY1
大津駅~BIWAKOモニュメント(約24km):BIWAKOモニュメントで記念撮影
朝9時、大津駅に集合。
2人とも自分の自転車を持っている(クロスバイク)ということで、それぞれの自宅(私は栗東、友達は京都)からそれぞれ15㎞の道のりを経て、集合しました。そして、最初の目的地「BIWAKOモニュメント」へ出発。
近江大橋側を渡り琵琶湖岸を走ります。信号がないので、ノンストップでこぎ続けました。途中、「道の駅草津 グリーンプラザからすま」で休憩をして、10時45分ごろにBIWAKOモニュメントに到着しました。冬で平日ということもあってか、BIWAKOモニュメントのあたりには人がおらず、湖岸でゆっくりできました。
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BIWAKOモニュメント~ラ コリーナ近江八幡(17km):ラ コリーナ近江八幡でランチ&休憩
11時前、BIWAKOモニュメントを出て、次の目的地「ラ コリーナ近江八幡」へ向かいました。紅葉も進んでいて対岸の色づいた山と湖の景色を楽しみながら漕ぎ進めていきました。途中高低差があるところもありましたが、なんとか乗り越えて、11時55分にラ コリーナ近江八幡に到着しました。
フードガレージで軽くお昼を食べた後、友達も楽しみにしてた焼きたてカステラをいただきました。とてもおいしくて、会話も楽しみながらゆっくり過ごすことができました。
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ラ コリーナ近江八幡~彦根城(23.7km):彦根城に向かうものの……
14時ごろ、ラ コリーナ近江八幡を出ましたが、休んだ時に疲労がたまったからか足取りが重く、休憩をはさみながら自転車を進めていきます。途中、給水マークのサイクルステーションに寄りましたが、入れることができるのは水道水と聞いて、断念しました。
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16時に彦根城へ到着したものの、駐輪場を探すことに時間がかかりそうなことと、滞在時間がかかることを踏まえて、近くのスターバックスで休憩をとることにしました。充電も減っていたのでスマホの充電もします。
彦根~住吉屋旅館(22.9km):宿泊地へ
16時30分ごろ、スターバックスを出発。日も落ちて、寒くなった湖岸の道を漕ぎ進めていきますが、足も疲れて限界が近づきます。友達にエアーサロンパスを借り、足をケアして休憩しながらなんとか進んでいきました。
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18時45分、宿泊場所である「住吉屋旅館」に到着します。この宿泊旅館は、夜に行く温泉に近いことと、価格が安くて選びました。旅館の方が温かく出迎えてくださいました。
住吉屋旅館~北近江リゾート(片道2.4km):温泉でゆっくり
旅館で休憩をした後、片道約10分ほどにある温泉「北近江リゾート」に向かいました。フリータイムコースで、タオルがついてくるので、荷物も減らすことができました。レストランで夜ご飯を食べた後、温泉に入ってゆっくり。ゆったりラウンジにあるマッサージ機も使用して疲れを癒しました。
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ビワイチDAY2
住吉屋旅館~賤ヶ岳SA(6.5km):あずき茶屋で朝食
朝8時すぎ、旅館を出発。
1日目の疲れも少し残りつつでしたが、朝食に向けて進んでいきました。途中、2日目の飲み物を調達していると、雨が降ってきました。雨具を準備して、滑らないように気を付けながら、サイクリングを開始しました。
9時ごろ、賤ヶ岳SA(上り)に到着。サービスエリア内の「あずき茶屋」で朝食をいただきました。私は肉まん、友達は焼き鯖ドッグとおはぎセットを食べました。
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賤ヶ岳SA~メタセコイア並木(28.4km):旅一番の高低差
9時半ごろ、賤ヶ岳SAを出てメタセコイア並木を目指しました。途中、ドラッグストアに寄り、1日目の旅の救世主、エアーサロンパスを購入しました。
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メタセコイア並木の道のりは、高低差が一番激しい場所です。坂道でしんどいところや、歩道が狭いトンネルなどでは歩いて自転車を押しながら少しずつ進めていきます。
12時半、メタセコイア並木へ到着したころには天気も晴れていて、ちょうど色づいていて見ごろのメタセコイアがきれいでした。
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メタセコイア並木の中を自転車で駆け抜けて、マキノピックランド内の「なみ木食堂 ツバメ」でランチをいただきました。
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メタセコイア並木~白髭神社(24.4km):白髭神社で休憩予定が、、
14時ごろ、メタセコイア並木を出発。途中湖岸で休憩しながら、自転車をこいでいくと、友達が以前、高島に来た時に宿泊した宿に遭遇。高島に来た時のなつかしさを感じながら進んでいきました。
15時45分ごろ、白髭神社に到着!と思いきや左側の自転車道を走っていたので、車道を挟んで右側の神社やコンビニなどには寄れず、一瞬立ち止まって写真を撮ることしかできませんでした。
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白髭神社~おごと温泉観光公園(25.3km):足湯で最後の休憩
白髭神社を通過し、次の目的地の「おごと温泉観光公園」まで向かいました。白髭神社での休憩がなかったので、途中、通り雨の雨宿りもかねて、昨日ラ コリーナ近江八幡で購入したお菓子を食べて休憩をしました。
琵琶湖大橋のところに近づくと車も多くなってきて、走るのに苦戦しました。なんとかおごと温泉観光公園に辿り着いたのは17時50分。営業時間が18時までなので、おごと温泉観光公園にある足湯で、約10分間の休憩タイム。短い時間でしたが、足も温まり、最後の走行に向けて疲れを癒しました。
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おごと温泉観光公園~大津駅(10.8km):ゴールまで最後のサイクリング
18時すぎ、おごと温泉観光公園を出発して、最後のサイクリングへ。
大津駅に近づくにつれて心なしか足どりも軽くなっていきます。夜の琵琶湖の夜景を横目にひたすら進んでいきます。19時に無事に大津駅に到着。
ビワイチを終えました!!
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ビワイチを終えて
女子旅ならではの「楽しさ」
今回は、女子旅ということで、グルメや温泉といった「楽しみ」にもこだわったスポットを廻るビワイチを実施しました。
特に友達は京都出身なので、ラ コリーナ近江八幡やメタセコイア並木など「滋賀と言えばここ!」というようなスポットを回りました。また、2人とも普段から運動はしていますが、あまり長距離にならないように2時間強くらいの間隔でスポットがくるように工夫して決めました。
ビワイチの苦難と楽しさ
途中、足が限界を迎えたり、ナビとビワイチのルートが違ったり、車の渋滞と路肩が狭かったり、白髭神社に寄れなかったりと色々と悩むこともありました。特に、琵琶湖大橋から大津にかけての道は、車も人通りも多く、自転車の行き場がなく、精神的な疲れもどっと来ました。
その中でも、自転車に乗りなれている友達が、乗り方やコース取りなどアドバイスをくれて、迷ったときはお互いに話して進めていくことができたので、最後までたどり着くことができました。
各スポットで休んでいるときには、ビワイチのことを忘れて、色んな話をして過ごしました。友達も「ビワイチしているのを忘れそう」と言うほど、滋賀県の魅力を楽しみながら旅ができたと思います。
最後に
今回のビワイチをして、友達と自分がどれくらい走れるのかを共有しながら、一緒に話し合って進めていくことが大事だと感じました。
琵琶湖一周は体力的にも精神的にもつらい場面があります。そのときに「一緒に乗り越えられる人とサイクリングをすること」が、ビワイチを楽しむポイントだと思います。
今後も、当該補助金に関する活動、及び当団体に関連する活動について、下記noteマガジンでお届けしますので、是非チェックしてください!
Tabiwa Nextとは?
Tabiwa Nextは滋賀大学と立命館大学の学生らによって、2022年に組成され、「ビワイチ」をモデルとした新しい観光のあり方の企画・検証を実施している団体です。
団体メンバーの特徴として、データ分析、政策提案、ウェルビーイングの分析、社会実装など、多様な専門性を持つ大学生・大学院生・社会人が集まり、それぞれの得意な分野で滋賀県の観光を考える取組みを進めています。
本活動の一部は、令和6年度「健康しが」活動創出支援事業費補助金の支援を受けております。