選ばれるのではなく、自分で選ぶ
おはようございます!Tiwtterも一応毎日更新してます。
キチナングループの井本健(@imototakeshi)です!
Twitterって、好きなことを書けるけど、好きなことだけを書いていると、本で欲しい人にリーチするのも難しくて、読んでもらえないので、悩みながら日々、運用しています。
今日は、選ばれるのではなく、自分で選ぶです。
就活生にももちろんですが、アトツギの方にも共有したい内容です。
自分で決め、正解を自分で作る
最初に、結論から書きますが、自分自身の人生を納得感あるものにするために大切なことは、自分で決めることだと思っています。
そんな私も、私自身が、自分人生を自分で決めるという決断をした年齢は、すごく遅かったように思います。
もちろん小さな決断を、これまでもしてきました。
でも、自分自身で本当に決めたという実感があるのは、
27歳のときに、キチナングループを離れた時です。
詳細はこちらを見てください。
それまでは、なんとなく、あとを継ぐんだろうなぁと自分自身も感じていましたが、それを自分自身で決めたと言う感覚はありませんでした。
どちらかと言うと、
「長男だし、実家が事業をやっているし、継ぐのが当たり前」
そんな感じです。
しかし、転機が27歳で訪れます。
新たな事業をめぐり、当時の社長(父親)との議論。
最終的には、「自分の事業をやる」か「事業を諦める」かの選択をすることになりました。
ここが、私の自分の人生を、自分で決めた最初のターニングポイントでした。
もちろん、これまでも小さな決定はありました。
部活、高校進学、大学進学。
ただ、すべて、自分が本当にやりたいかを考え抜き、決定したというよりは、どちらかというと、やらなければいけない事と言うことがどうしても先行してしまうことがありました。
やりたいことより、やらなければいけないことを優先した結果、あとを継ぐことが目的になっていて、自分がどうしたいかを考えた事は27歳までありませんでした。
だから、この決断は自分自身にとって、ものすごく大きなものでした。
決断をして離れた瞬間に、全て自分自身で決めていかなければならない。
将来どうしたいのか?を誰も決めてくれない。
自分自身で決めたのだから言い訳も出来ない。誰のせいにもできない。
これまでは経験したことがない漠然した不安を感じたの今でも覚えています。
その決断を、最後に後押ししてくれたのが、結婚してすぐの奥さんの
「自分の人生なんだから、自分のやりたいようにやったら?」
「失敗しても大丈夫。私が稼げば生きてはいける」
という言葉でした。
その言葉のおかげで、私は、独立をすることを決断しました。
そして、自分自身で起業した会社を経営するにあたり、
「絶対に失敗しない」
という強い気持ちを持ち、経営をすることができたように思います。
経営者なので、結果が求められます。
だからこそ、自分自身が決めた道を正解にしていくことが何よりも大切です。
起業してうまくいくことがありました。しかし失敗したこともそれ以上にあります。多くの人を巻き込み、わがままも聞いてもらいました。
それでも、その決断を最終的には、正解に変えていき、なんとか事業として回すことが出来たのは、自分のキャリアにとってとても大きなものとなりました。
だから、皆さんにも、決断を自分自身でして、その決断を正解にするために、行動することを怠らないで欲しいです。
正解なんて最初から考えられないと言う人も多くいるかもしれません。
しかし、その正解はあなたの中にあります。
あなたが振り返ったときに、これで良かったんだと心から思えることが、正解の選択なのです。
だからこそ決めたことをやり抜き、結果を出し、自分が自分を認めることがとても大切だと思っています。
「決める」を積み重ねることが決断力を身につける
でも、その決めるということも、すごく勇気がいります。
私自身も自分自身が決めることに凄く抵抗がありましたし、戸惑いもありました。
だからこそ皆さんには、この決めると言うことを数多く体験してもらい、就職活動や、結婚など大きな決断の時のために、自分自身の決断力を磨いてほしい。
小さな決断を何度も何度も繰り返すことで、決定の精度が上がり、自分に自信が持て、大きな決断の時に、自分自身が納得いく、決断ができるようになると思っています。
あとは、全部最初から100発100中はないというマインドを持つことです。一流野球選手でも3割打てば良い方。
起業家も一見華々しく見えますが、その裏では、それ以上の失敗を重ねて泥臭いことをしているのを数多くみています。
失敗を恐れて決定しないことよりも、決定をしないほうが、自分の人生を生きていく上では、リスクがあるのです。
大きな夢と志は要らない。強い覚悟を持つ
よく「夢を持ちましょう」とか「志を持ちましょう」と言われることがあると思います。
もしあなたが、すでに、何者かになりたいと言うことであればおそらく夢や志はあるかもしれません。
それはそれで、貫けば良いと思います。
でも、正直最初から持っている人は数少ないと思います。
私もその一人で、夢や志を見つけるのに凄く時間がかかりました。
自分自身がどんなことに熱中し、どんなことに、自分自身の大切な時間を使い、情熱を注ぐか見えない10代、20代を過ごしていました。
30歳を超えてきたあたりから、ようやく少しずつ見てきましたが、見えてきたプロセスを掘り起こしてみると、日々の実行の先にしか、この大きな夢と志を見つけるには、無いのではないかと思っています。
しかし、就職や、あとを継ぐことは、タイムリミットがある程度あり、刻々と時間だけは過ぎていきます。
だからこそ、大事なことは、
「夢や志ではなく、覚悟を持つ事」
なのかなと思っています。
最初から、大きな夢はいらないけど、やりきってやるんだ!という覚悟こそが、日々、仕事に熱中し、打ち込める秘訣です。
仕事に打ち込んでいくうちに、夢や志は少しずつ見えてくるはずです。
さいごに
就活をしていても、跡継ぎの後継者として働いても、選ばれるシチュエーションは必ずあります。
自ら選んでいるようで、実は選ばれている状態です。
しかし、選ばれたからやるのではなく、自分自身が決めたからやると気持ちが私はとても大切だと思います。
そして、決めたからこそは覚悟を持ってやり抜き、成果を上げていくことが、自分自身が良い人生だったと思える1つの秘訣です。
これから跡継ぎの方もいるかもしれませんし、就活に悩んでいる人もいるかもしれませんが、自分の人生を自分で決断し、自分自身が納得行く人生を歩んでいきましょう!