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補修

繁忙期が、一息ついた。

世間でいう夏休み+お盆は、休みを取りたいスタッフも多いので、人手不足が極まれる。

残業つき6連勤をなんとか乗り切り、遅い夏休みの3連休を頂いた。



しかし、お盆が明ければ、それは年寄ーズの通院ラッシュの始まりの合図。
初日は内科と耳鼻科、買い出しと少しの昼寝(3時間は少しではない)で、夕陽を拝むハメとなった。
今日は眼科と総合病院、明日は床屋。
見事な詰将棋である。



繁忙期だったのは、当方の動物園職場だけではない。
相方芋の職場も、大変だったようだ。

人手不足に加えて、珍しくゲリラの豪雨を2度ほど喰らい、雨漏りでてんてこ舞いしたらしい。

相方芋の職場はテナントで、何かの修理が発生しても、
相方→上司→会社→テナント先の会社→業者→テナント先の会社→会社………………………という、
「はよ!💢」
の工程を踏まないといけないそうだ。

誠に気の毒である。
気の短い当方には、とても勤まらない。




しかし。
連勤初日のこと。
休日明けで出勤したら、男子トイレが使えない。

いや、別に(当方は)困らんが、どうした?

手洗い場の排水管が、何かの弾みで外れてしまい、出勤中のスタッフでは直せなかった。
たまたま、バイザーという名の上の人が巡回で来ていたが、直らない。

なんの無駄なプライドを駆使してくれたのか。

彼は、入らない管を下から叩いて無理矢理突っ込もうとしたそうだ。

………………何で叩いたんだ?金槌か?

当方が見たのは、入ったところで水が通るはずがないほどひしゃげた排水管。
握りつぶしたペットボトルのようだ。



………………………アホなん??💢


その日来てくれたクラシアンさんは、一目見るなり「部品取り寄せ、お盆明けになりますね〜」と帰って行った。

…………ですよね、はい。


女性ばかりの職場だから、女子トイレだったら暴動になっている。もしくはストライキだ。



当方の連休中に、補修されていますように。
と、願いながら。

今日も年寄ーズを、各種補修に連れて行くのである。


バイザーにはとりあえず、3ヶ月間毎日タンスに小指をぶつけやがれの呪いをかけておく。



☆ヘッダー写真、お借りしました。いつもありがとうございます!

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