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動物のお医者さん


たり、

と、鼻水を垂らすシーンがある。


佐々木倫子先生「動物のお医者さん」である。

今年、新装版が月に一冊ずつ出ている。


たり、と鼻水を垂らすのは、
ニワトリのヒヨちゃんである。

ニワトリも風邪引くんだなぁと、子供心に感心したが、鳥ってインフルエンザもかかるもんね。



当方も、ゴールデンウィークに入って鼻水を発症した。
アレルギーらしい。
黄砂の影響かもしれないし、慣れない遠征で体力を消耗していたかもしれない。
時期的には杉ヒノキ稲のようだ。
昔からカモガヤアレルギーぽいのだが、この時期にここまでヒドイのは初めてである。

未だ嘗てない量の鼻水と涙目に、運転もままならない。

要指導のアレルギー薬を常備しているが、効いた気がしないので、昨日は耳鼻科に飛び込んだ。

大型連休中休みの医者なんて、ネズミの国ばりの込み具合だ。
3人子供を乗せて車で待機しているお父さんは、ぐったりとハンドルにもたれかかっている。


1時間半待って、ようやく診察室にたどり着いたが、処方は今、当方が使っているのと同成分の薬であった。


己の診断が間違っていなかったコトを誇ると共に、がっくりと肩を落とす。




違法薬物でいいから、鼻水止めてくれ……!




たり、

ぐらいの可愛らしい鼻水になってくれないと、日常生活がしんどい。




佐々木倫子先生は北海道の方で、当方の好きな「水曜どうでしょう」絡みのお仕事もされている
(「チャンネルはそのまま!」)。

小芋けんしーが初めて医学薬学に触れたのが、この漫画である。

何の因果か、今はネズミを飼うアイドルを推す生活をしている。


人生、どこでどうつながるかわからんなぁ……と思いながら、鼻をかんでいる。

ぶぴー。っくしゅん。

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