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【文具エッセイ】いま付箋がアツい
最近付箋がアツい。付箋の進化が止まらない。もちろん個人的な見解です。
この1年ほどで8個もの付箋を買ってしまっているという事実に気づきました。
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これは異常事態です。
普通に考えたら付箋なんてそうそう買うものではありません。
独身時代から使っている星型のポストイットだって何度かの引越しを経てまだ手元にある気がします。(写真がないのは作業場に置きっぱなしだから)
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会社員時代はちょっとした伝達事項、「電話がありました」「資料の確認お願いします」などなどの際には重宝したし、20代の頃にはこういうちょっとしたところにもかわいさを求めていました。だから四角ではなくて星型ってわけです。
でも今は自営の農業というのが私の働き方。基本的に仮止め・ラベリングのような目的で付箋を使うだけなので、仕事用ではシンプルな四角の付箋が1番よくなってきました。箱やコンテナに貼っても綺麗に収まります。そして自営業なので付箋で他人に何か伝えようとすることはほぼ皆無。便利系の付箋は、なんだかんだストックが絶えることなく無意識のうちにそばにあり続けている気がします。
今一度冒頭の写真を眺めます。
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写真と仕事での現実とを見比べて気づくことが1つ。
私、もはや付箋に便利さを求めてはいないんですね。
ここでも出てくるアヤシイ言葉は、「ときめき」。
付箋にときめきを求めている自分に気づきました。
考えてみれば一口に付箋といってもいろいろあって、私が意識しないうちにこういう分類ができる時代になっているのでした。
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今までは付箋と言えばビジネスもしくはアカデミック分野で、何か特記事項があるときに使われるものでした。その中でシンプルなものから、キャラクターが描かれているもの、私が使っていた星型のもののようにデザインには幅がありました。
ここにいつしか縦軸が加わって、ビジネス/アカデミック分野からホビーへ裾野が広がったという認識です。汎用性が高まりました。
各100均でもラインナップが増えてきています。100均に立ち寄った際にはシールコーナーを物色するついでに付箋もチェックするようになりました。老舗メーカーのものに比べるとやや粘着力が弱い気もしますが、他にはない面白いものを発見できます。
どういうタイミングで何に使うの?という付箋たち。
私はこれを勝手に「ニュアンス系付箋」と呼んでいます。お迎えしたコレクションの中でも目立つのはこのジャンル。
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ニュアンス系付箋はシール感覚で使えるので手帳に便利なんです。シールとして貼るので裏面に糊づけするのでもはや付箋とは言えないのですが、上から文字が書き込めるし、透け感もちょうどいいし、テカリすぎず目にもやさしい。シールと同じように使えると考えれば、ちょっとした手土産やラッピングなどにも使えます。こうなってくると、文字を書いてもいいシールという感覚。
そしてシールとしてはやや大きすぎ、ビジネス用としては小さすぎるデザイン系の丸い付箋。
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これも手帳に便利です。将来の自分に対して「申し送り事項」を記入するのにちょうどいいことがわかってきました。次回の仕事のときにはこの案件はどのくらい時間がかかる/これをやるべき/手順などを記載しておいて、いざ必要な時に貼り替える予定です。あとは、発想の転換やプチ人生訓のような心に止めておきたい言葉をメモしておいて貼り替えていくなんてことも。これも将来の自分への申し送りですね。
手帳では週間ダイアリーを活用するのですが、こういう付箋に月間目標や月単位のTO DOを記入しておいて、週の経過とともに貼り替えていく……なんてことにも使っています。手帳にやさしいデザインで、いかにも付箋!と言う感じがないから、ページによく馴染むんです。
たかが付箋、されど付箋。ちょっとだけ視点を変えてみたら新しい使い方を発見できる。そんな付箋の存在感からも暮らしのヒントを拝借しております。