WEB図鑑「箱根駅伝 給水」第2巻 96回大会　8区　15km

96回大会　復路　8区　15km地点での各チームの給水をご紹介します。Instagramから引用した写真には、私目線のエピソードも添えています。
興味がありましたら、写真をクリックしてみてください。

お名前は敬称略とさせていただきます。ご了承ください。
第1巻「まえがき&目次」はこちら　

★青山学院大学

「滴る力水」岩見秀哉　給水：森川弘康

スローシャッター（流し撮り）になったから解る水の流れ。

★國學院大学

「6年の重み」河東寛大　給水：三重悠晟

鹿児島県の樟南高校出身の二人。先輩から後輩への給水。6年間同じ夢を追ってきた二人の並走です。

★東京国際大学

「シンクロ」芳賀宏太郎　給水：石崎智大

ランナーの右側からの給水でした。二人のフォームが完全に一致しています。東京国際さんは、ユニフォームと襷の地模様がお揃いです。「松皮菱」という和模様です。

追記:この投稿後、石崎さんからコメントが届きました。右側の給水にしたのは芳賀さんからのリクエストだったとのこと。

★東洋大学

「最強の助っ人」前田義弘　給水：川野将虎

東京オリンピック50㎞競歩代表内定の川野さんが給水に。前日までに発表があったので、とても楽しみにしていました。

【箱根駅伝】競歩五輪代表・川野将虎、東洋大の６年ぶりＶへ給水係務める

★明治大学

「鉢巻きとサングラス」櫛田佳希　給水：大保海士

1年生とは思えない堂々とした表情です。
1年前は都大路を爆走。そのときの鉢巻きが印象的でしたので、タイトルに「鉢巻き」を入れました。

大保さんは、2020年の全日本で6区区間2位、青山学院から首位を奪う圧巻の走り

待ち受けるのは、現早稲田の小指卓也さん

★沿道の観客の写り込み（肖像権）について

本投稿写真について、観客の顔が特定でき、肖像権の侵害になるのでは？と思われるかと思います。そこで弊社の著作権研修の折に、講師の弁護士に確認しましたので紹介します 。

「箱根駅伝はテレビ局、新聞社が主催共催するイベントで、観客の顔がメディアに流れる前提になります。このような場合、沿道観戦による写真、動画への映り込みは当然想定できる『黙示の承諾』として肖像権の侵害にはなりません。
どうしても顔を特定されたくない場合は、メガネやマスクなどの小物を活用しての観戦をお勧めします」

ランナーを応援する顔、スマホに感動を記録したいと思う気持ちが詰まった顔が無くしては、この場面の写真になりません。ランナーも自分を応援している顔を見たら嬉しいと思います。
こうした理由で、観客の顔に加工をいれることを見送っています 。
ご理解いただければ幸いです。

★第2巻のまとめと予告

各チームの特色をワンカットで表現できる写真を集めてみました。私目線のエピソードをリンク先に書いていますので、興味がある方は、写真をクリックしてみてください。
第3巻以降では、給水のルールや第95回大会の様子なども絡めながら、紹介します。

「第3巻　給水のルール」　はこちら