ハートに刺さった矢
💘
そう、ちょうどこんな感じのマーク
「ハートを射止める」
「ハートを射抜かれる」
そんな表現をする
胸が高鳴ったとき
強く心惹かれたとき
きゅんとしたとき
恋に落ちたとき
そんな意味を持つ「💘」を見て
考えたことがあった
「傷つきやすい人」
という言葉を耳にすることが増えた気がする
私はこの言葉に違和感を覚える
なぜかと言うと
「傷つく」こと自体は
みんな同じなんじゃないかと思っているから
違うのは「傷つき方」
そこでこれを思い出す「💘」
心に矢が刺さっているのはみんな一緒
受けているダメージは一緒
だけどこの刺さった矢の感じ方が
人それぞれなんじゃないかと
矢が刺さったことにすら気付いていない人
矢は刺さったけど特に痛みを感じない人
矢が刺さってチクッと痛い人
矢が刺さった直後は大丈夫だけど
後からじわじわ痛んでくる人
矢が刺さって耐えがたい痛みを感じる人
感じ方はいろいろある
そしてその矢をどうするかも人によって違う
矢が刺さってるけど気にならないから放置する人
何もしなくても自然に矢が抜ける人
痛いから矢を抜こうとして自力で抜ける人
どれだけ頑張っても矢が抜けない人
少し考えただけでも
矢への「感じ方」と「対処法」の
いろんなパターンが浮かぶ
これが人が「傷つくとき」と似てる気がするんだ
まあつまり何が言いたいかというと
「傷つきやすい人」なんじゃなくて
傷ついてるのはみんな一緒
ただその傷をどう受け止めてどうするかが
人によって違うってだけだと思う