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ニュージーランドワーホリ典型的な一日の過ごし方


こんにちは。海外生活3年目のカズマです。


今回は僕がニュージーランドに滞在していた時の典型的な一日をシェアしたいと思います。


7:30 起床


8時からホテルのハウスキーパーの仕事があるので起きます。(2つのレストランで働いていたけどどちらもクビになってしまった。1人で出来るホテルの仕事は8ヶ月クビにならずに働く事ができた。日本でもそうだったけど、共同作業で何かをやるのが自分には向いていないのかもしれない。)

オークランドの中心地にあるホステルに住んでいて、職場もそのすぐ近くににあるので、バイトの30分前に起きても間に合います。(オークランドの中心地(CBD)自体小さいので、CBDの中は徒歩圏内で全て完結できる)

7:45 スーパーとコーヒーのテイクアウト


ホステルを出たら職場に行く途中のスーパーでその日のお昼ご飯を買います。(大体いつも辛ラーメン、ツナ缶、りんごとか。でも職場のインド人のおばあちゃんがよく自分の孫のように食べ物をくれるので自分で用意する必要が無い場合もある)

コーヒーはよく行くカフェが2つあってその日の気分で決めていきます。

一つ目は、中国のおばちゃんたちが経営しているデリで、オークランドに暮らし始めた当初からそこには美味しい肉まんがあったので、よくラテと一緒に頼んでいました。

彼女らは毎朝笑顔でお客さんに対応していたので、その”笑顔エネルギー”を朝から貰いたいからそこによく行くようになりました。ラテの味は普通です。

二つ目はアンドリューというバリスタが、1人で経営しているカフェで、注文を言った後は基本的に黙々とコーヒーを作ってお客さんに出すスタイル。彼は寡黙で僕が常連になると無言でラージラテの値段が表示されたカードリーダーを差し出してきます。眠くて頭が働いていない僕からしたらありがたい接客。ラテの味は美味しい。というかミルクが滑らか。

彼は自分で学校に通ってラテアートを学びカフェを1人で経営するに至ったそうです。僕も一時期バリスタに興味があったので色々と彼と話をしていました。

8:00~4:00 働く


職場はほとんどチリ人のワーホリできている人たちと一緒に働くのでスペイン語をたくさん聞きながら働きます。働いている間は音楽を聞いてもお菓子を食べても喋っていても仕事が時間通りに終わればいいので気楽にできます。

時給26ドルで休憩時間1時間くらいも給料が発生していました。太っ腹。

4:00~5:00ホステルで仮眠


いつも「バイトが終わったら荷物を置いてすぐ次の行動に移りたい、ダラダラするのが嫌だ」と思っているのですが、少し仮眠を取ったり何も考えずにぼーっとしてからの方がこの後に勉強する場合に集中する事ができるので、そうしています。

自分の部屋はラテン系の男で溢れているので、彼ら独特の”無限に終わらない会話”に巻き込まれる場合もあります。

5:00~8:00 図書館に行く


Central City Libraryで勉強。ここはニュージーランドにいる間に1年間ほぼ毎日通った場所で、2階の大きな木のテーブルがある場所がお気に入りでした。3時間ぶっ続けで集中できないのでよく休憩がてら散歩をしたりコーヒーを買いに行ったりします。

ホームレスの溜まり場にもなっていますが、カナダやオーストラリアと違い、彼ら彼女らには毎日配給が出たりコロナの時期は無料でホテルなどに政府が部屋を貸していたり、お金を貰っていたりしているので精神的に穏やかな人が多いのでそこまで危険ではないですが臭いです。

一時期金欠になって僕も配給をもらったり、無料のコーヒーを貰っていたのも良い思い出です。

8:00~11:00 ホステルのみんなと遊ぶ


とりあえずキッチンに行ってそこにいる友達と喋ります。自分もキッチンで何かを作る時がありますが、基本的に混んでいるのと、ホテルでお客さんが置いて行った食べ物をみんな僕にくれるのでキッチン自体はあまり使わないです。

これまで1人で黙々とバイトをして図書館に行ってと動いてきたので、この時間が自分にとってのリフレッシュできる時間でもあります。仕事場に行ってスペイン語を聞いて、ここでもたくさんのラテン系の人が住んでいるのでスペイン語を聞き、悪い言葉や簡単な挨拶を覚えました。(悪い言葉はときに男友達を作るときに役立ちます←本当ですよ!)

ホステルに住み始めてからシェアハウスと違いゴロゴロする場所が無いので常に何か動いているような気がします。

その影響で気づいた事があり、脳みそや体が疲れても一旦ベットに横になるのではなく何か違うことをやれば脳みそがリフレッシュできて疲れが無くなります。「人間のエネルギーは無限大だ」と気付かされました。仮眠はしていますが。

もちろん夜になれば頭を使う作業が捗らなくなるます。(無限大は言い過ぎました。)

11:00~12:00 ジム


ニュージーランドで有名なジムで二階建て。日中に行くと混んでいて自分のいつものルーティーンが滑らかにできないのでこの時間帯に行くようにしています。早朝に行く人もいますが僕は早起きをしてまで行きたくないです。

トレーニング時間は1時間くらいでパッとやってパッと帰るのが好きです。セットの間に休憩とかは何をしていいか分からないので。

ホステルから徒歩5分ほどの場所にあるのでよく友達に遭遇する事があります。

ジム自体ニュージーランドで生活し始めてから人生で初めて入会したのですが、ひとつ思う事があります。たまにカップルや友達同士でワイワイやっているのを見ますがすごく目障りです。隣で自分が重いものを持ち上げるときに笑い声やイチャイチャされると殴りたくなります。ここはトレーニングする場所で喋ってダラダラやる場所ではないと思いますが、でもそれと同時にその怒りをトレーニングをするエネルギーに昇華する事ができるので彼ら彼女らには僕にとってのクレアチンになってくれているので殴りたいと書きましたが、それもそれで自分の捉え方次第なのかなとも今書きながら思いました。

12:00 ケバブを食べて就寝


ホステルが2階にあり、一階にはケバブ屋さんとお酒屋さんがあるので(便利だったなー本当に)ほとんど毎日ジムから帰ってきたらそのままケバブ屋さんに行ってライスとケバブセットを頼みます。事前にスーパーで買っておいたアボカドをのっけて食べる事もありました。

ニュージーランドのアボカドは身が大きくて熟しているものがたくさんスーパーに置かれています。クビになった韓国人夫婦が経営するお寿司屋さんの夫兼ボスが「ニュージーランドはアボカドとサーモンが美味い」と言っていたのを思い出しました。彼はオークランドに30年住んでいるのでこれは本当だと思います。寿司屋の賄いもいつもアボカドとサーモンの寿司を持ち帰っていました。(毎回たくさんくれるから、その時シェアハウスに住んでいたルームメイトによくあげていた。)

ケバブ屋さんの話に戻ると、毎日行くと当然のように顔見知りになったり、ホステルの友達ともよく行っていたので注文を聞いている間、店員さんが「あ、お前ら友達だったのね」とか「すぐそこのホステルに住んでるだろ?この間ビールを買いに行っているところ見たぞ」とか言われました。

店員さんは全員トルコ人なのでサラマレイカと言うようにしています。(トルコ人だからと言って全員が全員その宗教に入っているわけではないのかも。)

一日のやる事が全て終わったこのケバブを食べている至高の時間は誰にも邪魔されたくありません。幸いにも夜中は人が少なく1人の世界になれるのでよく自分の好きなカニエウエストのポッドキャスト(breakfast clubというポッドキャストに何年かおきに彼が出ていて「俺が今やっていること、言っていることは現在クレイジーに聞こえるかもしれないが、10年後のスタンダードになっている」というのを聞いて(“I'm 10 years ahead mentally, and I am trapped in today's time and every now and then I'll crack you a smile for 2013, but I'm cracking you a frown for 2023.” )、実際に彼の昔来ていた服のスタイルをようやくみんなが着るようになったりしているのを見てすごいなと思ったりしています。現在は彼が「これから女性はアンダーウェアで街を歩く」と言っていましたがどうなんでしょうか。10年後の答え合わせが楽しみです。)を見ながら食べていました。

それからシャワーを浴びて次の日も同じ事を繰り返していきます。おやすみなさい。

おわりに


ワーホリに来たからと言って僕の生活は勝手にキラキラするわけではありません笑。そしてここまで書いてきましたが、あまりニュージーランドの要素が無かった気がします。でも自分のやるべき事をやっているのでそれに関しては何も気にしていませんが、クイーンズランドから真っ黒に焼けてサーフボードを持ってきたかっこいい日本人の人と話していて「かっこいいな」とか「羨ましいな。自分も何か熱中できるスポーツとかやれたらな」とか思いますが、最終的にはこの生活スタイルを崩すと将来ただ海外でバイトして遊んでた人になってしまうという恐怖から毎日図書館に行く時間を作っているので、自分的にはこれが正しいというか”feel right”と感じれる生活スタイルなので僕の生活スタイルはこれからも変えることは無いと思います。でも彼が羨ましい。彼がというか、図書館にこもっているより自然のある場所で何かしらのスポーツをしたり、何か作品を作ったりして輝いている人の目を見るのと「羨ましい」と感じます。

でも自分は世界のどこでも暮らす事ができたり、パートナーができ子供ができたときに不自由なく良い生活をさせたいと男として思うので、これが僕の生活スタイルになります。

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