笑ってなんぼじゃ!

小学校高学年の時「がばいばあちゃん」に出会った。なにかのきっかけでいつからが手元にあり、いつからかハマっていた。自分の成長の横にはいつもこの本がある。がばいばあちゃんの言葉や生き方はいちばんの教科書であり、人生の先生だ。

初めに読んだのは 「佐賀のがばいばあちゃん」
どの本よりも繰り返し、開き、読んだ。まさに原点だ。それから
「がばいばあちゃんの笑顔で生きんしゃい!」
「がばいばあちゃんの幸せのトランク」
「がばいばあちゃん 佐賀から広島へめざせ甲子園」
「がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉」
「死にたくなったら、これを読め!」
「がばいばあちゃんSP 笑ってなんぼじゃ!上 下」
と色んなシリーズを読んでいった。

好きな理由はと聞かれれば まずページをめくるのが楽しいから。 何度も読み内容をわかっていても、飽きず楽しいからまた読みたいとなる。 そして何よりどのタイミングで読んでもいつも答えはがばいばあちゃんの言葉にあり、読み終えると心が軽くなっている。何度助けられてきただろう、、。

「がばいばあちゃんの勇気がわく50の言葉」は小学生の時初めて読んだ。今改めて読み返すと、ひとつひとつの言葉になにかしらの思い出がある。あの時この言葉で前を向けたなーとか、この言葉のおかげでちゃんと挨拶できる人になろうって決めたなーとか、この言葉で無理に勉強しなくていいか!って思ったり笑 同じ言葉でも昔と今、捉え方が違うのも面白い。大人になると言葉の重みを感じる、みたいな。

「死にたくなったら、これを読め!」は中学生の時 母が買ってくれた本。所々ページに付箋が付いている。生きよう、と思った証。言葉に生かされている、この時も、今も、これからも。

そして、「笑ってなんぼじゃ!上下」は特に、島田さんの講演を聞いているような、語りかけられているかのような本で、惹き込まれる。笑い、涙で文字がぼやけ、自分の人生はどうだろうと見つめ直す、そして救われ、教わり、本を閉じる。何度読んでも変わらない魅力で溢れている。

がばいばあちゃんの本はとにかくあたたかい。ほっかほっか。おふたりだけでなく関わる周りの方たちの言葉もとにかくあたたかい。素敵な人の周りには素敵な人が集まるんだなって。

こんな言葉がある。
「笑っておけば周りも楽しそうになるよ。
貧乏人がいちばんやれることは笑顔たい」
笑顔が持つ力の大きさを知った。笑顔から繋がる縁、笑顔になれる言葉、笑顔で溢れるこの本、
だから読み手も幸せな笑顔になれるのだ。

そして改めて今、笑うことでどれだけ自分が幸せになれるかを強く、強く実感している。不安な日々が続く今、心配事ばかり考えてしまいながら家にこもる今だからこそ、笑顔になれている時いちばんの幸せを感じる。今は誰もが我慢のとき。でも家で笑顔になることは我慢しなくていいはずだ。だから大好きなお笑いを見る。毎日毎日何も考えずひらすら笑う。幸せだ。
そしてがばいばあちゃんを読む。こんな素敵な本に出会えたことに、心から感謝する。

人生は漫才と同じという島田さんの考えが大好きだ。笑うことで免疫力が上がるなら、尚更笑おう。

笑ってなんぼじゃ!

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