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#25 また会いましょう軽井沢 乗船5日前


みなさん、おはようございます。

秋が深まり気温がマイナスに迫る勢いの軽井沢。
紅葉シーズンで大忙しの連休を終えついにラスト出勤の時を迎えた筆者ケントです。

旧軽井沢エリアの商店街や雲場池は大混雑。
大型バスがひっきりなしにやってくる駐車場は朝から満車だ。

夏より秋冬の方が個人的には印象的、凛とした冷気に身が引き締まる。

寒い季節がない東南アジア系インバウンドにとって東京から新幹線でいける北陸、東北のこれからの時期はとても魅力的。

コートを着て手袋をつけて白い息を吐きながら散歩をするのに憧れるのだろう。
特に多いのが台湾、香港、シンガポール。

軽井沢を気に入ってくれたら嬉しい。

出戻りのベーカリーレストラン。

天井が高く広々とした素敵空間で提供させるこだわりの飲食体験。
そこで働く人々の姿はカッコ良い。

ニュージーランドに行く時も明るく送り出していただいた2024年明け。
未来の不安ばかり嘆いていたあの時も凍える寒さだった。

年越し軽井沢、ニュージーランド、フィリピン、軽井沢、年越しクルーズ船。

面接と移動の2024年がもうすぐ終わる。

軽井沢で全部整ったワーホリ準備

初めて軽井沢を訪れたのは2023夏のリゾバ。
レストランの派遣スタッフとして夏場の2ヶ月だけという契約。

開放的なお店の雰囲気とスタッフに恵まれ夏休みを終えてからはアルバイトとして軽井沢ステイを延長。
主戦場を系列のロースタリーカフェに移しバリスタトレーニングに勤しんだ。
目標はバリスタとしてワーホリで働くこと。

カフェの傍、金曜日だけはこれまで同様レストランでの勤務を続ける兼業スタイルで冬に突入。

ニュージーランドどの街に行くかで迷っていた昨年末。

とある日のディナー、担当したテーブルのご夫婦とワインをきっかけに会話が弾む。
今度ニュージーランドに行くことを話すと、息子さんを南島のネルソンに留学させていると聞いた。

Nelson??

その別名をサニーネルソン。

ニュージーランドの中心というモニュメントがあり国内一の晴天率を誇る南島の大きな街。

穏やかな海に面し気温も温暖。
アベルタスマン国立公園には手付かずの大自然がひろがる。日系、タイ系の学生がとりわけ多い。

晴れないメルボルンの冬の辛さを経験した過去のレッスン。
南半球においてシーズンと天気は何より大切。

街選びのヒントをいただき南島の北部あたりでエリアを絞ることに。
その結果、北島と南島を結ぶフェリーが発着する港町ピクトンに決定した経緯があった。

カフェのマネージャーTayと夫のDan
愛犬のGraham

客層が良いだけでなくワンちゃん連れのゲストが多いのも軽井沢の特徴。

猫派の筆者、犬もけっこうかわいいと思う今
ペットフレンドリーなNZにおいてヘッドバリスタは常連ゲストはもちろんワンちゃんの名前も覚えいているもの。

名前を呼ぶことは関係性を気づく上でやっぱり大事。

行き先は南島ピクトン、バリスタ志望。

行ってからレジュメを配るのでは遅い気がしたのでGoogleマップでカフェを検索。 

映えるサンドイッチショップを発見、webからキャリア宛のメールアドレスにメッセージを送った。

すぐ返信があったのでRESUMEを添付しリプライ。

正直、自信のなかったRESUME(英文履歴書)
その悩みも軽井沢での出会いに助けられた。

快く添削を引き受けてくれたのは寒い冬の軽井沢を旅していたオーストラリア人。

有名ショートムービーアプリT の社員さんでアジア系だがもちろんネイティブスピーカー。

初めましてで顔を覚え再訪したタイミングで話を膨らませ様子を見てお願いがあるんですが…。
相手のリアクションを見つつ頼む言い方は丁寧かつ情熱的に。

英語が少し出来るようになったのかなと思う瞬間。勉強を続けて損はない。


書式も文面も自由な英文履歴書。
正解はないけれど船員応募の際、提出したレジュメがこちら。

参考までに貼っておくので

ご自由に使ってください。

ウェブサイト→
CAREER / JOB OPPORTUNITIES →
採用宛メール→リプライ→
RESUME添付→オンライン面接


この仕事の探し方、大まかな流れはクルーズ船の求人と同じ。

もしこれからオンラインで仕事を探すなら…
メールアドレス、英文レジュメ、そしてSkype もしくは Google Meetのアプリを準備しておこう。

客船で磨いた英会話に軽井沢でのバリスタ実務経験を身につけラストワーホリへ。

ピクトンでの仕事は順調、これ以上ないほど素晴らしい職場であった。

本当に軽井沢で出会った皆さんのお陰だと思う。
いざワーホリの目標を叶え次なる野望へ。

船でのバリスタはどうなんだ…


大好きなクルーズ、大好きな海外旅行、大好きなコーヒー&お酒。

ニュージーランド、ピクトンから船会社のオフィスがるスイスとオンライン面接。


2回やると聞いてたのに15分の面接1回きりで採用され早々と帰国した8月上旬。

真夏の日本から乗船トレーニングのため向かったフィリピン、マニラ。
狂ったのはここからだった、、噛み合わない歯車、露呈した自身の準備不足に追い打ちをかける乗船日延期。

メンタル撃沈、日本でバイクで事故を起こす始末。
急遽、必要になった中国ビザのため申請と受領で有明ビザセンターに足を運ぶ。
想像とは違った名古屋Lランドでのお仕事。
辞めるために契約してた名古屋シェアハウス1か月分の家賃を自己負担。

この前までニュージーランドにいたような。 

一寸先は闇??
自ら負のスパイラルに陥る。

どうしてもネガティブな感情から抜け出せない、、船カムバックがそもそも間違いか??
ニュージーランドに戻ろうかとも考えたり。

NZカフェの店長からは夢を諦めたらだめよと一喝される。

Something’s f wrong with me!!!!
...inside my mind, tryna get things right.

夜聴くと沁みるmgk。


8月、9月は精神的に完全ノックアウト。
そして名古屋から軽井沢に連絡、1か月だけ働かせてくださいと。

店長からの返信は「大歓迎ですよ!!」

この一言でいかに救われたか。
気心知れた面々との再会、新たなスタッフからは刺激をもらう。
美しい紅葉の軽井沢、繁忙期の激務なのに心は安らかな1か月だった。 

ハロウィーンが終わり、紅葉が散れば徐々にクリスマスそして年末モードへ。

寒さが一段と厳しくなる今日この頃。

船に必要なすべての書類をクリアし、オフィシャルのコントラクトも手元に届いた。

航空券も確定。フライトは香港、船で深圳まで行きクルーズ乗船。
中国人ゲストと上海へ行き中国シーズン終了。
満を持して神戸、日本発着スタートの流れ。

会社史上、初めての日本シーズン

その立ち上げクルーとして乗る訳なのでフルコントラクト日本の南、韓国たまに中国と東南アジア(プリンセスで慣れ親しんだアイテナリー)航海の7ヶ月半

台湾、基隆がないのが残念だけれど仕方なし。

軽井沢のスタッフ、ゲストからたくさんのエールと共に背中を押していただいた。
みんなありがとうございます。

心が元気になった今、失ったものは数えない。

行くだけ!!!ワンピースは実在する!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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