死んだふり のマインドフルネス
なぜこどもは死んだふりをするのだろうか?
発達心理学的な理由があるかもしれない
でも、あの死んだふりのときの不思議な感覚って、おもしろいと思う
周りはどんな反応するんだろう、とか、放っておかれたときの寂しさとか、つんつんされたときの受け身感とか、もうどうにでもして、っていう放棄感とか、色んなことを経験する
中学生とか高校生になって、疲れて帰ってきたときに、死んだようにベッドにダイブしたり、ソファに全体重を預けたり、すべての力が抜けて、死体のごとく、自分を扱うことで、何かを捨てられ、そして新しい何かを感じていると思う
手順
深呼吸しましょ
吸った感じ、吐いた感じ、呼吸とともに体の動きを感じる
そしてすべてが停止したように、ゆっくり倒れ込む(周りにものがないかとか、安全な場所でやってください)
たおれこんで、すべての力が大地に吸い込まれるような感じを味わって、自分の中がすべてなくなるように、呼吸も静かになるように
その感じを味わう、体の感じ、呼吸の感じ
しばらくして思考が浮かんできたら、ぼんやり眺める、死んだあとだから、その思考もただ空に浮かぶ雲と同じ、ただの思考、流れていくのを眺める
しばらくして、改めて呼吸に意識を向けて、そして全身に力が入ってくることを感じて、一度死んだことを味わって、新たに出発、ゼロからの出発を味わう
どこへいってもいい、何してもいい、この体にはじめて出会ったような感覚で体を動かしてみる
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次を担う世代のために、リモート稽古のために空手着や道具作成やリアルな稽古出張のために使います。