人はそんなに頑張れない
タイトルの通り、
人ってそんなに
頑張れない生きものだと思っています。
「自分に負荷をかけるのが好き!」
「追い込むのが好き!」
と思っている方は別ですが
つねに全速力!みたいな生き方って
とっても疲れますよね。
でも意外と、ほとんどの方が
つねに全速力で生きていて
そのせいで
ココロも身体も
疲れてしまっていると感じています。
周りにも
「がんばれがんばれ」と言われ
「みんなもそうだから」
「みんな頑張っているから」と言われ
その環境にいると
それが当たり前になってしまい
そのループから抜け出せない。
自分に必要以上の負荷をかけてしまって
疲れてしまうのです。
元をたどると、私たちがどんな教育を
受けてきたのかが影響していると思っています。
私は今、37歳で
両親は62歳。
健在の祖父は92歳で
祖父は
戦争を経験した世代です。
戦後の厳しい時代を生きてきた祖父母世代に
育てられてきた親世代。
またその親に育てられてきた
私たち子供世代。
どうしても
厳しい時代を生き抜いてきた方たちの
考えかたは
不安と恐怖と戦いながら
なんとか生き抜いてきて
その影響で
「がんばってがんばって」
という思考がつくられ、
子育てに関しても
その思考が引き継がれてきたように思います。
もちろん、
親や祖父母
またその親と
ご先祖さまがあっての私たちですし
そこへの感謝は持っていたいですよね。
ただ
”生きかた“に関しては
いまの時代にそった生きかたを
創造していっていいと思うのです。
いまは
チカラを入れて必死にならなくても
自分のペースを大切にしながら
生きていける時代です。
「これをやってみたい!」と思って
努力する意味での
”頑張る”とは違い
「あれもやらなきゃ」
「これもならなきゃ」と
全部を完璧にやろうとしたり
「みんな頑張っているから」と
自分に言い聞かせて
無理をしたりという生きかたを
「ちょっと立ち止まって考えてみませんか?」
ということなのです。
私自身は子供が2人いるので
毎朝そうじをしても
次の日の朝にはまた元通りになってしまうような
生活を送っていますw
細かいところを見れば
そうじというのはキリがないものですが
私は他にもやりたいことがたくさんあるので
優先順位をつけて
家事に関しては
自分ができる範囲で
”家族が清潔に生活ができる程度”
として
ぬいぐるみやおもちゃが
少しくらい
グチャッとなっていても
そこには手をつけないようにしました。
キレイ好きの方としては
とてもスルーできない部分かもしれませんが
そういう方は
部屋をキレイにすることを優先して
あとの手を抜いても
気にならないような部分は
”少しゆるめてみる”
ということですね。
私自身、
そう決めてからは
子供に対して感情的になったり
イライラしたりということが
とても減りました。
そして、
生活するのがとてもラクになりました。
自分には何が大切で
何が必要なのかを
自分自身で理解しておくことなんですよね。
人って
私たちが思っているほど
そんなに頑張れないのです。
頑張りすぎると
自分に優しくできないし
人にも優しくできないのです。
あなたはもう
十分すぎるぐらい頑張っています。
全速力じゃなくて
100%じゃなくて
必死にならない自分、
頑張らない自分を
もう許してあげてください。
他の誰かのやりかたではなく
あなた自身が心地よいと思えるペースで
あなた自身が大切だと思うことを
優先していってもらえたらと思います♧
ではまた♧