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日々のちいさな試み【ご自愛】~香りとともに気を巡らせる~


春の陽気のせいなのか、年齢的なものか。特にこの1~2週間は、肩から首、頭の周りがなんだかもやっとするような、ほてり感のような、すっきりしない感じを行ったり来たりしています。

あまり目をつかいたくないし、余分な音を聞きたくないと感じます。

東洋医学的にいうと、まさに「春」にあらわれる不調そのものですね。一気に万物のエネルギーが上昇していく季節に、からだがおいつかず、バランスを崩しがちになります。

ヨガや瞑想をすると、そのときは心身ともすっきりするのですが、以前よりも体調のゆらぎが大きくなっているような気もします。

更年期まっただ中でもあり、日によって体調や気持ちの変化が大きく、1日の中でも揺らいでいるなあと感じるようになりました。

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もともと、セロリやネギ、パセリ、クレソンなど「香味野菜」全般が好きで、薬味としてちょい足しでつかう、というよりは、野菜そのものの味と香りを楽しむ、という食べ方が好みです。

薬膳の考え方でいうと、セロリには「気を巡らせる」作用があるようで、今の季節にはぴったりの野菜だそうです。ビタミンも豊富ですしね。

なにより、すこし青みを感じるさわやかな香りを嗅ぐと、気持ちがすぅーっとするんですよね。

栄養学的な知識を知っていることで、活用していける強みになりますが、アタマで「これはこういう栄養があるから食べなきゃ」と、無理に食べることよりも、

もっと動物的なからだの感覚として

『あ、これ食べたい!』

と感じたものを取り入れるということも、じつは大事なのではないかと感じています。

からだの感覚をだいじにして、旬のものを美味しく、感謝していただくこと。

そうやって、食べることで取り入れたものに助けられたり、それがうまくめぐっていくように、体を動かしたり、ゆるめていくこと、やすむことを第一に、過ごしています。

最近になり、生活の中で心身ともに「楽でいられる」工夫をお試しするようになったことで、以前より気持ち的には気楽でいられるようになったと感じています。

「無理してスケジュールに合わせない、あくまで自分の体調に合わせて行動する、やすむ」

ということを意識しています。

それが【ご自愛】のひとつだと感じています。

そのような試みから得られた気づきや体感をすこしづつ、書いていきたいと思っています。

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読んでいただきありがとうございます。













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