片付いてしまった
引っ越しから気付けば3週間ほど。
家具を買い替え、何度も模様替えをしながらしっくりくる配置を考え、試行錯誤しながら収納し、なんとか落ち着いた。
リーズナブルにオシャレなお部屋を作りたい人間にとって、ニトリとアイリスオーヤマは神だと思う。
部屋も間取りが変わり、多少広くなって満足しているのだが、ジワジワと変化に喜びを感じているのは、ベランダ。
広くなり、洗濯物が一気に干せる量が増えた。
備え付けの物干し台?の背が高いので、丈の長いものをそのまま干せる。
でもそれだけではない。
蛇口だ。蛇口がある。
築浅の鹿児島のマンションは、火山灰を流せるようにと、賃貸でもベランダに蛇口があることが多いらしい。
確かに、掃除するには非常にありがたい。
ただ、自分にとってはどちらかというと「植物育てやすいやん!」というほうが嬉しい。
今まで住んできた歴代の家は、ベランダで植物を育てようとすると、水やりが面倒臭かったり、こぼした土を流したくても流せなかったり、もどかしい場面が多かった。
でももうそれも怖くない。なんてったって、ベランダに蛇口があるんだから。
ということで、ホームセンターでホースリールを購入し、水やりに感動した週末だった。
とはいえ、今は1つしかプランターがないので、意味もなくベランダに水を撒いて遊んでいた。
野菜増やすのもいいけど、花の苗とか植えちゃうのもいいんじゃないか。“ベランダー”になっちゃうか。
でもまずはデッキブラシと洗剤を買ってきて、めっちゃきれいにしてしまおうか。
なんなら人工芝敷いて、チェアとか買っちゃう?
…あ、そこまでは広くないか。
今更ながら「おうち時間」が楽しくなってきた、33歳の夏。
でも家が一通り片付いたから、楽しみが減るなぁ…快適だけど、それはそれでさみしい。