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【300文字の感想文】<11>神の小屋|ウィリアム・ポール・ヤング

神様っているのでしょうか。
私は日本人なのでこの本に描かれる神様とはまた少し違った感覚ではありますが、Yesだと思っています。

ここに留まるのか、現実世界へ戻るのかの選択肢を神様から与えられます。
私ならどうするのかなと考えたものの、答えをだせませんでした。きっと私も、この現実世界のルールや法の下に生きているからこそ、物語の世界をリアルには感じられなかったのかもしれません。

『自由を恐れる人は、そのなかに生きている私たちを信じられない人たちです。』『法を存続させようと試みるのは、じつは独立して勝手にやりたい、コントロールしつづけたいという宣言なのだ。』と言われると、確かに自由に生きたいと願いつつも、そこからはみ出る勇気が持てずにいるのだと気付かされます。

十人十色の考えがあると思います。
物語が実話を元に書かれているということなので、私はこれを読み、受け止めがたい気持ちももちろんありました。
しかし、私の知らない世界はまだまだたくさんあるはず。こんな世界もあるのかもしれないな、と受け止めたいと思います。(451文字)

今回は300文字に収めるには、なかなかに難しい内容でした。実のところ、読み終わるまでに1ヶ月はかかったかも。
しかし、長編読み終われた!という達成感でいっぱいです♪





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