
【300文字の読書感想文】<21>ようこそ、ヒュナム洞書店へ|ファン・ボルム |牧野美加訳
<21>ようこそ、ヒュナム洞書店へ|ファン・ボルム |牧野美加訳
本。コーヒー。イベント。ライティング講座。
暖色のライトの明かりが灯る書店のなかを中心に、繰り広げられる人間模様は、激しさがあるかと思えば、実のところ優しさに溢れていた。
私の憧れが詰まった1冊と言ってもいいくらい、好きな物語だ。
タイトルのとおり、訪れたら誰でも歓迎してくれる、そんな場所であり、自分にとって、そして誰かにとって居心地のいい場所を創り出したいと願い、行動したことで作り上げたヒュナム洞書店。
作中には、日本で翻訳されていない本が紹介されていて、その本を読んでディスカッションする場面には参加したいとさえ思えた!近所にあったら間違いなく通いたいし、真似出来るものなら私もそんな場所を創りたい。(300文字)
『社会が雇用を創出しつづけねばならないほど、仕事というのはそんなにすごいものなのか?生産性が極度に発達した社会でも、すべての人が一生働きながら暮らすべきだと考える理由は何だろうか?』
(原題 The Refusal of Work : The Theory and Practice of Resistance to Work)
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300文字には到底収められないキモチがある。
それを代筆のごとく書いてくれていた記事があったので貼っておこう。
なんなら、この記事を執筆した江角さんのお名前に見覚えが。
noteで見かけたことがあると思っていたがやはり。
なんだか嬉しくなる♡
韓国の作家さん、ということでどんな方なんだろう……と調べてみると、本屋大賞の授賞式の際のインタビュー記事が。
本とは、自分のことも見つめられ、狭い自分の世界を広げてくれる。
300文字の読書感想文もこれで21記事となったし、こうして更に作者やほかの方の記事も載せていくのも、楽しいかもしれない♪