LFAさんのファンドレイズ手法とステップがわかる有料級の記事を是非読んで!
子どもの貧困を本質的に解決するために学習支援や居場所運営、食事支援、保護者支援等をされている認定NPO法人Learning for Allさんが運営している「こども支援ナビ」は皆さんご存知でしょうか。
子ども支援の事例やノウハウがつまっているサイトです。
私もメールマガジンを登録しているのですが、11/29の新着情報でファンドレイジングのことを共有してくださっている記事が公開されたので、早速チェックしてみました。
目次は以下で有料のファンドレイジング研修のレベルでの情報提供をされています。まずは、なにはともあれ読んでみてください。
ここまで懇切丁寧に書いてくださると、私みたいなファンドレイジング研修講師いらなくなるなと思ってしまいました。こうした事業をしている団体がファンドレイジングの実践事例と学びを共有するのが、やっぱり受講されているNPOの担当者には1番響きます。
NPOの担当者目線でこの内容を読んでいると、
LFAさんは企業寄付が2.6億円程度、個人寄付が1.3億円程度と規模が大きいから、ファンドレイジング担当をつけたり、いろんな活動できるんだろうな・・・自団体のような年間100万円くらいだと同じようにできないよな・・・
と、なんとなく別の世界の人たちだからできるみたいなふうに思ってしまいがちです。
ですが、
個人寄付はマンスリーサポーターを重視されていて、月2回程度の活動説明会をひたすらやりつづけたり、ライオンズやロータリークラブなどの講話を繰り返し行うなどでサポーター数を増やしていかれました。
企業寄付については、つながりのある企業からの紹介、経営者交流会、寄付意識のある外資系の企業への営業、全国規模の企業の支部に年間100件ご訪問などを重ねていきながらプレゼン資料をブラッシュアップされています。
とても基本に忠実に粘り強く進められている印象をもちました。
体制も2015年~2018年までは広報・ファンドレイジング担当は1人で、2018年に2名体制となり、2022年度にはさらに増えてチーム体制となったという、寄付金額の上昇に合わせて人数も増加しているのがわかります。
つまり、LFAさんだからできるんだよなーと自分たちとは違うと思う必要はないのです!
今回の記事のように振り返ってまとめられると、「すごい・・・」と思いがちですが、きっとその時は、いるメンバーで必死に考えて、リソースがないなかでギリギリでやっていった結果の積み重ねだったはずです。
「我が団体もLFAさんみたいに寄付主体の団体になりたい」と思ったら、団体の成長に合わせて、やるべきことをやれれば、近づくことができます。
LFAさんは、プロボノや業務委託など外部人材の活用も積極的にしながらファンドレイジングに取り組まれていました。
ファンドレイジングは100団体あったら、100通りの進み方があります。LFAさんはLFAさんの進め方があり、違う団体にはその団体に沿った進め方があります。
先ほど「団体の成長に合わせて、やるべきことをやれれば」と書きましたが、これを自団体だけで気付ける団体さんは少ないです。そこは第三者の目線が必要になります。
今はこういう段階なので、これをしましょう。これからこんな段階になるので、こう変化していきましょう。
こんなことを言いながら長く伴走してくれる支援者がいると、スムーズにファンドレイジング体制の強化ができるようになっていきます。
そんなことをこの記事を読みながら思いました。是非、多くの方にこのLFAさんの記事を読んでもらえたらと思います!
私はNPOのファンドレイジングの伴走支援をしています。この記事を読んで関心を持った方はホームページや公式LINEからご連絡ください。
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