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rakugaki_59「梅雨散歩」


浜離宮恩賜庭園

一度だけ梅雨の時期に浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)に出かけました。

大手門橋

浜離宮恩賜庭園は潮入の池と二つの鴨場をもつ、江戸時代の代表的な大名庭園らしいです。

寛永年間(1624~1644年)までは将軍家の鷹狩場だったそうですね。

歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、十一代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成したそうです。

今は国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。

大手門

あっ、入園料がいるんですねぇ。
一般で300円します。

パンフレット&入園チケット
パンフレット見開き

以下、パンフレットより抜粋です。


「徳川将軍家の庭園」

海水を引き入れた潮入の池と、ふたつの鴨場を伝え、江戸時代には、江戸城の「出城」としての機能を果たしていた徳川将軍家の庭園です。

承応3(1654)年、徳川将軍家の鷹狩場に、四代将軍家綱の弟で甲府宰相の松平綱重が、海を埋め立てて甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てました。その後、綱重の子、綱豊(家宣)が六代将軍になったのを契機に、この屋敷は将軍家の別邸となり、「浜御殿」と呼ばれるようになりました。以来、歴代将軍によって幾度かの造園と改修工事が行われ、十一代将軍家斉の時代にほぼ現在の姿の庭園が完成しました。

明治維新ののちは皇室の離宮となり、名称を「浜離宮」と変えました。関東最震災や戦災によって御茶屋など数々の建造物や樹木が損傷し、往時の面影は無くなりましたが、昭和20(1945)年11月3日、東京都に下賜され、整備ののちに昭和21(1946)年4月から公開されました。その後、昭和27(1952)年11月22日に国の特別名勝及び特別史跡に指定されました。

浜離宮恩賜庭園 沿革
浜離宮恩賜庭園のうつりかわり
雨で濡れた庭園内
中島の御茶屋 一望

昨日までの雨で少々ぬかるんでいます。
思った以上に広いですね。

三百年の松

「三百年の松」っていうのがあります。

今から約300年前六代将軍家宣が、庭園を大改修したとき、その偉業をたたえて植えられた松。

太い枝が低く張り出し、いまなお堂々たる姿を誇っています。

水上バス発着場

ここから水上バスも出ているみたいです。

浅草方面に行くのかな?

海の匂いがぷ~んとしました。

今度乗ってみてもいいかなと思いました。

この日は梅雨の間の晴れ間で、昨日との温度差があり過ぎ暑い日でした。

午前中はこの庭園をぶらぶらして、将軍家の庭を後にしました。

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