rakugaki_43「ガチャガチャ大好き!」
世間で俗に言う「ガチャガチャ」や「ガチャポン」の正式名称をご存知でしょうか?
正解は「カプセルトイ」と言います。
全く面白味のない名称だと思いませんか?
カプセルを取り出すときにハンドルを回した時の音を擬音化した「ガチャガチャ」や「ガチャポン」は見事なオノマトペで、とっても的を得た表現でそこに愛おしさが込められています。
そう、カプセルの中には「夢」も「希望」も詰まっていて、我々はそこに「愛」を持ってカプセルを「ガチャガチャ」ハンドルを回して手に入れているわけです。
カプセルトイという正式名称を知りながら愛という勇気を奮い起こしてあえて言おうじゃないですか、ガチャガチャと!
そんなわけで(どんなわけ?)、今までガチャガチャしてきたものの一部をご紹介したいと思います。
1)「モリゾー&キッコロ 海洋堂ミニヴィネットフィギュアコレクション」
21世紀万博「愛・地球博(愛知万博)」は、2005年に21世紀初の万博として名古屋で開催されました。
その万博の公式キャラクターが「モリゾー」と「キッコロ」なわけです。
以下がキャラクター設定。
モリゾー・・・森のことならなんでも知っていて、不思議な力を持っている心やさしい森の精「モリゾー」。
そよ風をおこしたり、疲れている人の心に木漏れ日を届けたり。
これからどんな力を発揮してくれるのかお楽しみに。
キッコロ・・・なんでも見てみたい! やってみたい!元気で素直で明るくて、好奇心と行動力がいっぱいの森の精「キッコロ」。
いろんな人、いろんな動物や植物と仲良しになることが大好きです。
ぜひお友だちになってね。
で、万博会場の日本館に入るのに狂気の5時間待ち。
結局パビリオンは日本館のみしか見ることができず、せめてと帰る際にガチャガチャとしたものがこちら。
2)「企画Twitter×ダンボー 中の人コレクション」
Twitterで企業垢がブームになった先駆けが、2016年に経営危機に陥いり台湾企業に買収されたSHARPの中の人の切実とも取れる素直なつぶやきでした。
こちらをきっかけに企業垢のつぶやきが注目されるようになり、やがて企業垢同士の絡みに発展することになり、「シャープさんとタニタくん」なるマンガも発売されるまでに至りました。
そして、愉快な企業垢仲間であるタカラトミーから、Twitterの中の人ダンボーのガチャガチャまで発売されました。
3)「ミニチュア灯器コレクション」
お気に入りだった「信号機BOXコーナー(横断歩道で信号待ち時に歩行者が押して青信号を促す機器)」は、鞄に付けて持ち歩いた末に紛失してしまいました。
4)「NTT東日本 公衆電話 ガチャコレクション」
携帯電話が一人一台の時代に突入するまで、公衆電話は人々が連絡するためのインフラだったんですね。
現金を持ち合わせていなくても使える「テレホンカード」の出現など、公衆電話は長い間インフラとして活躍し続けていました。
※テレホンカードはコレクション性も含めて、高値がつくこともあるほど一般的に広がりを見せました。
携帯電話が普及する前はもちろん各家庭に1台の固定電話しかなく、家庭の固定電話を「黒電話」、外の公衆電話は「赤電話」と呼ばれていました。
まだNTTが「日本電信電話公社」という国営だった頃の話です。
当時は郵政省の傘下だったことから、郵便と同じく公衆のものとしてポストと同じく赤色だったんでしょうね。
以上、他にもダンゴムシやらスターウォーズのビームサーベルやらカメラやらサメフライやらパンダのぷにぷにやら、単発では沢山転がっています。
ガチャガチャって楽しいんですけど、置く場所もないほど溢れかえってしまうのがちょっとね(笑)なのです。