平気なふり
昔からだと思う。
平気なふりをする。
本当は傷ついたのに、そんなことで傷ついてもしょうがないとか。
落ち込んでも何もならないとか。
自分にも否があったからそうなってしまった。だから、傷ついたかもしれないけど、そんなことばかり言ってられないとか。
次はそんなことにならないよう、改善するか、相手は変わらないんだから自分が傷つかない精神力を持ってるよう強くなればいいんだとか。
色々言ってきた。
でも、傷ついた心は宙ぶらりん。
誰にも受け止められず、理由をつけて押し込められていく。
今、そんなことを取り払って、傷ついた〜ということだけ自分の中で観じてみたら、
「全然、平気なんかじゃない! ものすごく嫌だった! もう嫌だ!」って、泣きながら叫んでた。
ありのままの自分をそのまま受け止めてあげられた瞬間。
今まで溜めてきたものを吐き出せた。
嬉しかった。
これでいいんだ。