共生成する会話のために
仕事を含め、自身の生活において感じるのは、人は「きいてもらいたい」ことがたくさんある、ということだ。そしてそれは自分が語りたい内容であることが前提の話。人から尋ねられたことではなく、自分が話したい内容を話せるか、がポイントのように思う。
そのためには、きく側にどんな環境や姿勢、きき方が大切なのだろう。
数々の失敗を経て、いくつか自分なりに大事にしたいことは少しずつ重なってきている。どれもシンプルなのだけど、案外難しい。
その1
自分も似たような経験をしていると、自分事を話したくなるが、持ちださないようにする。その人の話を奪わない。その人の語りをじゃましていないかと自分に問いかける。
その2
その人が表現する言葉に触れて、思考が固まったときには、自分の見方が一方的ではないかと早合点を疑ってみる。そして、自分の心の修復が必要なときは、時間がかかっても取り組む。
話したい人ときく人・・・2人がいて、会話が成り立つ。そしてその会話の意味を2人がつくっている。
語っている内容の背景にあるものや、言葉にならないけれど表現したい何かがある場合もある。自分のきき方のクセもあるから、一面でしか捉えきれてないこともある。
人が語りたいことを語れるようなきき方ができる人に憧れる。ちょうどいい加減に受けとれる人にも憧れる。
来年の目標。
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