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おまもり
珍しい話をしたい
実は、好きなアイドルグループがいる
ほぼ毎日流して、私の背中をさすってくれている程の存在だ
外を歩く時、音楽を聞くのは日常だが
流す曲にそこまでこだわりが無い
変な話、耳を塞いでくれたらいいなと思う
でも違う
一つ再生すれば、また違う曲も聞きたい
二つ聞けば、三つ、四つと気付けば全曲聞いていた
全ての詩と曲に包まれているようで、自分がどんな状況になっていようと再生したくなる
その中でも一番好きな曲がある
詩で『耐えて』という言葉が出てくる
この"耐えて"
ここだけ見ると何に耐えているのか理解出来ないけど
聴き終わった時に、ここが一番印象に残った
そして、この曲を理解しようとした
自分が恥ずかしくなった
ただ素直に流れてくる音と詩を
読めばいい
想いとか、裏にあるものを探ろうとするんではなくて
目を閉じて、ずっと頭の中で響いていればいい
決めつけがちだ
何となくこれはこうなんだろうて
対人間でなくても、物事でも食べ物でも何でも
…ああ。この人はきっとこういう人なんだなと分析して分かった気になる事があるが
失礼だ
その人と、人生を共にしてきた訳ではないのに
理解している振りは一番恥ずかしくて、愚かだ
そして相手に伝えることも
何にでも当てはまる事かもしれないけど。
自分の嫌な部分に気付かされた曲でもあるけど
その分、肯定されている気分にもなった
頭を空っぽにしてもう一度聞きたい
大好きな音楽だ
明日、、もう今日だけど
散歩でもしながらまた聞こう