影見眼
キンッ!キィン!バッ!ババッ!キィィン!
侍「ふー、なかなかやるでござるが、拙者のほうが技量はうえでござるな!」
忍者「くっ!」
侍「隙あり!」
忍者「!」
バッ!シュピィィン!カッ!
侍「!!! か、体が…う、動かん!!」
忍者「ふふふ、忍法影縫い!貴様の体を影で縛らせてもらったでござる!」
侍「ぐぬぬ、拙者の影にクナイが刺さってって…あれ?あ、ねぇねぇ!拙者の影、今ちょうど猫ちゃんみたいな形してない?」
忍者「え⁉あ、ホントだ!猫ちゃんに見えるでござる!」
僕「あ、ホントだー!見える見える!」
一同「かわいい~!」
僕「影って面白いね~!あ、そうだ!今からみんなでさ、【この影なんだろなゲーム】やらない?」
侍「この影なんだろなゲーム…でござるか?」
忍者「いったいどんなゲームでござる?」
僕「影だけを見て、それが何の影か当てるってゲームだよ!影見眼(かげみがん)が問われるね」
侍「面白そうでござるな!」
忍者「影見眼には自信があるでござる!」
僕「よーし、それじゃあ早速ぅ~レッツ影見!」
侍&忍者「かげかげ~!」
第一問 この影なーんだ
侍「簡単でござる!豚さんでござるな?」
正解は~?
豚さん
僕「まぁ、最初だからね。チュートリアル。うん。まぁ、誰でもわかるわな。君がすごいとかじゃないから」
忍者「なんでちょっと怒ってるでござる?」
第2問 この影なーんだ
忍者「カブトムシでござるか?」
正解は~
ビルマゴホンズノカブト
忍者「これは…正解でござるか?」
僕「正確ではないので不正解です」
侍「判定が厳しいでござるな」
第3問 この影なーんだ
侍「あ、これはマシンガンでござるな!」
忍者「でも、さっきのパターンでいくと…」
侍「なるほど正確に…ライトマシンガンのMG42でござるな!」
忍者「詳し」
正解は~
ライトマシンガンを撃つオオワシ
侍「なんて?」
僕「ライトマシンガンを撃つオオワシです」
侍「なんて?」
第4問 この影なーんだ
忍者「あれ?か…め?亀に乗ってるでござるか?」
侍「釣り竿持ってないでござるか?」
忍者「ということは…あれでござるか?浦島太郎?」
正解は~
ワニガメに乗って釣りに行く少年
忍者「根性あるでござるなこの少年」
侍「根性とかの問題じゃないと思うでござる」
第5問 この影なーんだ
侍「なんか…え?建物でござるか?門?」
正解は~
うなぎを食べたコブラ
侍「もう完全に当てるの無理でござるよ」
忍者「違うけど、共食いみたいでござるな」
第6問 この影なーんだ
忍者「ついに何もわからなくなったでござる」
侍「あれは…椅子でござるか?台みたいなものに何か乗ってる…」
忍者「この期に及んでまだこのゲームを楽しもうとしているでござる…」
正解は~
部屋でテレビを見てくつろぐ青いザリガニ
忍者「なんか、来るとこまで来たなって感じでござる」
侍「影を見て当てるゲームで、色を答えさせるのは理不尽すぎるでござる」
終了
僕「はい!以上で終了でーす!いやー、一問しか当たらなかったねぇ」
侍「難しすぎるでござる。もう後半当てさせる気がなかったでござるよ」
忍者「ゲームとして成立しないでござるな」
僕「このためだけに、家になかったので懐中電灯を買いに行きました」
さて、【この影なんだろなゲーム】大盛況だったね!みんなも色々なものに光を当てて、影見眼を鍛えてみよう!それじゃあね!さようなら!