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イメージを共有する場
5月31日(水)
冬至からほぼ毎日更新しているイマケンです。
#151日目
本日はtamari中医学養生学院のベーシックコース第4期生の初回講義でした。
中医学を学ぶにあたって何よりも大切なのは「中医基礎理論」です。
#異国の地を旅するためのルールブック
中医学の根幹である基礎理論がすんなりと受け入れられるかどうかは、これから先の中医学ライフに大きな影響を及ぼすので、言ってみればイマケンの責任は重大です。
重大なパーツを担っている、そんな気持ちで講義に臨んでいます。
基礎理論というとロジックを想像するかもしれませんが、中医学の理論は古代哲学が礎になっているため、ロジックというよりイメージ(想像力)です。
文字(漢字)から受け取るイメージをきちんと言語化して説明することが大切なので、ひとつの文字を色んな言葉で表現するように心がけています。
例えば、体の働きを支えている物質に「気血津液」があります。
それぞれを補給する意味で使う言葉は、
気は「益」 →増やす、満ちあふれる
血は「養」 →育てる、豊かにする
津液は「滋」 →育てる、うるおす
という、別々の言葉が割り当てられています。
#これ以外にも色々な言い方がある
同じように補給するという意味だけど、その補給の仕方がそれぞれに特徴的で、その様をイメージしてもらうと。
この想像力が中医学の学びを進めるにあたり、のちのち役立ってくるんです。
そんなわけで、中医基礎理論はその働きやメカニズムを解説することはもちろん大切ですが、文字から伝わるイメージを共有する場でもあると思っています。
ちょっとマニアックな話になりましたが、第4期生として参加してくださっている方もいらっしゃるので、決意表明がてら日記に書かせていただきました。
これから1年かけてじっくりとお話していきたいと思います!!
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