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蒸し焼き料理のススメ
食材は、蒸し焼きでだいたいいける気がする。大切なのは、下処理かなあと思っている。
五歳の娘は鶏肉とマダイが大好きで、毎日食べたがる。鶏肉は、いろいろな料理法を手間ひまかけてチャレンジしたが、結局は「蒸し焼き」が簡単でいちばんおいしいことに気づいてしまった。モモ肉も胸肉も、手羽先もハツも砂肝も、いつも行きつくのはシンプルな蒸し焼きだ。
下処理には少しだけ手間をかける。鶏肉の血合いや筋を丁寧に取り除き、天日塩、もしくは塩こうじをまぶして、冷蔵庫に入れておく。30分以上おいておけば味もしみるが、私は買ってきた段階でこの下処理をすましてしまう。あとは食べる前に、フライパンに蓋をして弱火で蒸し焼きにするだけ。本当にラクだ。塩こうじには肉を柔らかくする作用があるらしく、あまみ(うまみ?)も出るので塩よりもおススメ。ただ、焦げやすくなるので焼くときには少々注意が必要。
マダイも、鯛めしやアクアパッツァなどやってみたが、家族には蒸し焼きならぬ、蒸し煮がいちばん好評だ。マダイは鶏肉以上に下処理が大切で、買ってきたらうろこ、ワタを落としてよく洗い、全身にしっかり塩をまぶす。食べるときは全身に熱湯をかけ、その後水で洗って残ったうろこや汚れを落としきる。そしてフライパンに水100㏄くらいと酒を入れ、アルミホイルの落し蓋(もしくは蓋)をして中火で10分ぐらい煮る。手順はこれだけ。
最近は、ほかの魚も野菜も蒸し焼きばかり。子供たちは、毎日これでも飽きないようだ。大人はドレッシングやタレを足しながら味の変化を楽しむのもよし。子供たちの好みに合わせていたら、すっかり健康的な食生活になってしまった。