大阪都構想の住民投票について考えたこと
アホやないねん!舐めるのは飴ちゃんだけにしてくれや!
こんばんわ。北里明日香です。
超珍しい2本一気書きです。
今回2本とも書き下ろしです。アーカイブではありません。
大阪都構想の住民投票が11月1日に行われました。
私は残念ながら大阪市民ではないので投票権はなかったのですが
国政選挙やら地方自治体選挙の投票権はあります。
面白いことに市内に出かけるとものすごい賛成やら反対の
演説が流れるのですが、投票権のない場所では流れません。
当たり前のことです。
選挙がない場所で遊説すること自体ありえません。
大阪都構想ってなんだ?
一番気になったのはこれです。
2015年にも否決されているのですが、
「大 阪 都 構 想」って一体何か?
これがホントに私にも疑問でした。
そして私も勉強してみたのですよ。
ウィキペディアは当てになりませんでした。
結局わからずじまい。
詳細なことは書いているのですが本質が見えません。
今回ざーっと調べてみて勉強になったのは
プレジデントオンライン
文春オンライン
そして「れいわ新選組」の山本太郎の演説でした。
ちなみに私は政治的には左寄りかもしれませんが、
明確には中立的の立場をとります。
でも安倍ぴょんは大嫌いですし、ガース総理も大嫌いです。
北里明日香の「理想の社会」と「現実の社会」
「自由主義であり、民主主義であるのが一番で、
平等主義が一番理想である」と思うのですが
社会的にはそういうことにはいきません。
理不尽極まりないことは多いですし、
マスコミはやりたい放題ですし、
大手広告代理店の「電通」や「博報堂」はもっとやりたい放題です。
アベノミクスで大儲けしたのはお金を持っていた団塊の世代ですし
東証一部上場企業の社員たちですし
株を買えるほどのお金を持っていた奴らです。
そういう人がLEXUSやメルセデス・ベンツやBMWを買い
Academicな学術研究者は知性も備えたイメージのある
アウディを最も好むのです(笑)。
はっきり言って私は大嫌いです。
この10年間は洗いざらい調べ上げて反省するところは反省し
良い部分は取り込むべきで
この先の10年、つまりは2030年までを見据えるべきなのです。
やっぱ大阪都構想?ってなんだ?!
話は戻ります。
「大阪都構想」っていうのは、超簡単にざっくり説明すると
大阪市を4つの区に分割するということです。
東京都と同じ構造っぽいですが、「大阪市」が大阪「都」に
なることはありません。法律的にありえません。無理です。
残念ですね。
はっきり言ってメリット・デメリットでいうと
デメリットしかありません。
損得勘定でいうなら「損」しかないのです。
維新の会がいう「二重行政」なんて維新の会にとっては
どうでもいいのです。
欲しいものは「大阪市が持つ巨大な税金と権力」です。
4つの区に分割?して住民サービスを向上します?!
そんなことにはなりません。
簡単な話でいうなら、東京都の都知事は誰ですか?と問うのと同じです。
今現在は「小池百合子都知事」ですね。
かつては「石原慎太郎都知事」でした。
じゃあ、いまの「世田谷区長ってだーれ?」って知っていますか?
「千代田区長」って知っていますか?
って問われても多分知らないと思うのです。
私も知りません(笑)。
要は、東京都のように都知事に権力や財源を集中させたいわけです。
「石原慎太郎元東京都知事」って「新銀行東京」って
してませんでしたか?
結局大失敗に終わったわけですが、
誰も知らないと思うのです。
大阪で言えば賛成多数で
「大阪都構想」が賛成多数で可決したならば
即座に「IR」です。「カジノ大阪」です。
「ガンバ大阪」ではありません。
もう一度いいますが「カジノ大阪」です。
聞こえはいいですが、
「ギャンブルの街・博打都市OSAKA」です。
私は恥ずかしいです。
「競馬」は好きですが、
街ごと「博打都市OSAKA」なんてやめてほしいです。
そういうことを考えていたのが維新の会なのです。
大阪市民をアホやバカにするな!
今回の住民投票の結果、北に行くほど賛成多数、
南に行くほど反対多数でした。
これは米国の南北戦争と構造が似ています。
もしも「大阪都構想」が賛成多数で可決したならば、
仮にも私が行政の長になればこうするでしょう。
賛成多数の北ほど予算配分を多めに出す。
反対多数の南ほど予算配分を少なめに出す。
当然、南北戦争の構造のように、「格差」が生まれます。
「きれいで上流階級のキタ」:「汚い庶民のミナミ」
みたいな構造になります。
こんなの誰が望むのでしょうか。
維新の会だけと思います。
今回の住民投票の結果で結果的には僅差で「反対」でありましたが、
一番興味深かったことは、「大阪の住民はアホや馬鹿ではない。」
ということです。
面白いことを好む大阪民ですが、
バカにされることやアホ扱いは大阪人はキレます。
それがこういう結果になったと思います。
「横山ノック」やら「太田房江」やら「橋下徹」やらを
お笑い100万票で当選させてきた大阪人ですが、
根は真面目ということでした。
そこまでバカじゃなくてアホではない。
「いい加減にしろ!」という
ツッコミが入るほどの怒りでした。
まーた失われた10年間・・・
維新の会は役目を終えました。
一刻も早く消えてなくなってください。
公明党さん
支持母体の創価学会、
総本山の大阪で維新の会と手を組んで
賛成に回ったにも関わらず、
末端までその影響力は出なかった。
末端は裏切ったということです。
これは大きな事件でもあります。
組織票の影響力が陰りを見せているということの現れです。
もちろん、池上彰の番組で公明党=創価学会の支持母体と
明らかにされた時点で相当影響力は落ちたと思われます。
また私の見解ではこの「大阪都構想の住民投票」は
ものすごい日本全国に影響を与えたと考えております。
なぜなら、「憲法改正の前哨戦」だったわけですから。
このような「大阪都構想」のように
とてつもなく予算やら市民住民を馬鹿にしてアホにして
デメリットしかないような馬鹿げたことを行うには
とんでもない段階の階段を登り、最後の最後に
「住民投票」という民意を問うわけです。
日本国憲法は「硬性憲法」です。
欧米には「軟性憲法」といって
理論的には日本よりはるかに簡単に
「憲法改正」も(理論上は)できるのですが
「憲法改正」なんてどこの国もしていません。
そして、日本国は「硬性憲法」なので
そんな簡単には「憲法改正」なんてできません。
そのためには「大阪都構想」のように段階を踏んで、
「住民投票」そう、最終的に国民に問うわけです。
だから安倍ぴょんも「国民投票法」などの法律を作り
悲願の悲願である「憲法改正」までもっていこうとしましたが
「2020東京五輪」の失敗(現時点・中止とはなってない)
「コロナ禍の対応」の失敗などで
「憲法改正」どころではありません。
今のコロナ渦ではその前に「経済再生」です。
国は「憲法改正」よりも「経済再生」に力を入れるべきです。
そうそう、大阪も「経済再生」なんて後回しにして
中小企業への援助金なんて9割カットしたのですってね。
東大阪市のネジ工場潰す気ですか?!
正気ですか?吉村はん?
おっと、女子大生である北里明日香があまりに
経済問題や経営問題に口出しすると
女子大生設定が崩れます(笑)
そういうように、維新の会も設定が崩れました。
すっちーのように大阪のオバちゃんが飴くれる街ちゃいまっせ!
飴のように甘く舐めてたらいい加減にブチ切れまっせ!
そろそろいい加減にしてくれまへんか?
今回の結果は今後にも大きな影響力を与えます。
大阪市民はアホちゃうということがわかりました。
そして日本の国民も読者も気づきましょ!
「ええ加減に国民を甘くみてたら痛い目みまっせ」ってね!
ありがとうございました。
北里明日香でした。
ではやめさしてもらうわ!!
北里明日香(Asuka kitazato)
2020年11月3日
午前1時38分
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