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令和時代の新常識〜第一章〜「紙幣がなくなる」


【注意】去年の記事です。私のフォルダで持っている分です。


 「キャッシュレス決済」群雄割拠


「この時期、ポイント還元の恩恵を受けていない奴、
後から乗り遅れて泣きを見る」
オシャンティーな、北里明日香です。
先日、私、ランチを食べに行ったわけですけど、
インスタ映えのために、盛り付けを撮るよりも、
支払い方法のほうが気になってしまいました。
というのも、今年の消費税増税前に、一斉にキャッシュレス決済に
移行しようという流れが、できているからである。
そして、前回も書いたように、2019年は変動の年であり
あと数年以内にキャッシュレス決済のシェア争いにも
決着はつくであろう。
いまは、非常に乱立している。
paypayから始まりLINE Pay、楽天pay、d払いに、
メルペイ、Fami payなどなど交通系ICも含めたら、何十種類もある。
あ、7pay?
一番先に脱落しましたね。
このキャッシュレス決済というのは、いわゆる「お金」であり
paypayですら、昨年の12月に半額キャッシュバックキャンペーン
をして、実はクレカのセキュリティーコード盗み放題だったため
非常に印象が悪い。
7payなんては、致命的だった。
日本人は、スーパーの野菜の10円引き50円引きを気にする習性がある。
それほど神経質なのである。
ただし、高額な車の5%引きや住宅・マンションになるとあまり気にしないという
馬鹿な習性もある。


「財布」を持ち歩かなくていいスタイル



実は、いま頃騒がれている「キャッシュレス決済」は、
日本は最も「遅れている」と言われている。
先進国でもなんでもないのだ。
日本人には「現金信仰」が根強く、銀行すら信用せずに、
タンス預金するくらいなので、「キャッシュレス決済」、
つまり電子マネーになると、ものすごいアレルギーを発症する。
しかし、この10年間で、スマホは「iPhone」、車は「プリウス」
服は「ユニクロ」「GU」、靴は「ニューバランス」というように、
みんながみんなやり始めたら、多数派に流されるのも日本人の特性である。
私も、実は例に漏れず、スマホはiPhone、服はユニクロ・GU
であり、今年の夏は、ロンスカとタンクトップに薄い羽織物、
あとはワンピと、デニムがあれば十分。ホットパンツは履けるわけない。
そんな度胸はないのである。

話が、完全に逸れたが、私はランチが終わったあとに、
スマホで決済をした。
ポイントカードも出さなかった、ポイントカードはアプリにある。
そして、決済は電子マネーで行った。
なんだか、スマートというよりも、タダで食べている気がして
違和感みたいな、変な感じがしたけど、実際はちゃんと請求される。
「キャッシュレス決済」は、プリペイド方式、クレカ後払い方式、
銀行預金口座引き落としなどなどあるが、私は金銭管理が上手くないので
プリペイド方式か、クレカ方式でやっている。
コンビニから、スーパー、ドラッグストア、飲食関係から何から何まで
段々と「キャッシュレス決済」は浸透してきている。
2025年頃には、財布を持つ日本人は少なくなりそうだ。
もはや、新紙幣を触る日がなくなるかもしれない。



どうして「電子マネー」で決済できるのか



すごく単純なギモンだけど、スマホの電子マネーアプリに入る金額は
上限2万円もあれば、それ以上もある。
じゃあ、私は大学生でバイトしかしていないのに、
100万円を電子マネーアプリに入力して、チャージすることはできない。
また、そういうことをしたこともない。
多くても1万円くらいだ。1000円や2000円をちょくちょく入れるだけ。
どうしてそうなるのかというと、カード引き落としで100万円は払えないからである。
また、ランチでお店の店員さんは
電子マネーアプリでバーコードを読み取るだけで
「ありがとうございました」と言っていた。
よくよく考えると、その場には、野口英世の紙も、樋口一葉の紙もない。
にも関わらず、ランチのお食事というものは食べることはできたし、
その対価としての報酬は支払った。
「数字のやり取りだけだった。」
じゃあ、私は社会学専攻だからプログラミングはあんまりできないけど、
もし、電子マネーアプリを作って、「明日香pay」で数字を入れ込んだら
そのランチは食べられるのかというと、それは無理だ。
つまりは、数々の「電子マネー」アプリの数字は、最終的には、
現金化することができる(という信用)に基づき、成り立っている。
日本銀行券に交換できるという「信用」があるから、ランチの報酬として
数字が動く。
では、日本銀行券は何に替えられるのか。
「金本位制度」なのだろうか。1万円を金に替える人はいない。
執筆現在、1ドルは106円台である。そういう価値なのだ。
これが「管理通貨制度」、1ドルは106円なのだから、106円は1ドルなのだ。
ということである。もちろん、変動する。「信用」によってである。
参議院選挙でれいわ新選組が、議席を獲得した。
MMT理論を唱えている。
れいわ新選組の政策は、米国の議員、オカシオコルテスから持ってきている。
これに関しては今後に書いてみる。



メルカリからみる、「メルカリの庭」



メルカリはフリマアプリで誰でも知っていると思うが、
私もよく利用する。
本を買ったり、いらないモノを売ったりして、買い手がつく。
メルカリのレビューをするつもりはない。
面白いのは、決済が「メルpay」も選択肢の一つであるということだ。
つまり、私が、ケイトスペード・ニューヨークやサマンサベガのバッグを
売ると、その代金はさまざまな方法で受け取ることができる。
ただ現金化にすると、手数料が痛い。
よって、メルペイに替えるという人が多いと思う。
ここが、面白いところで、メルペイというのは、メルカリ独自の
「電子マネー」である。
売ったり、買ったりすることによって、メルペイで数字が回ると、
メルカリの運営は、銀行口座に振り込む必要がなくなる。
ぐるぐるぐるぐると、モノは移動して、お金(数字)も移動する。
しかし移動しているのは、メルカリの庭の中だ。
もちろん、メルカリはモノが動くと収益を出すので、メルカリ運営としては
ずっと「メルカリの庭」で、経済循環してほしいのである。
メルペイはメルカリの中だけ使えるマネーではない、
コンビニや飲食店でも使える。
ちゃんと囲い込みをしているのである。


もう給与自体も「電子マネー化」したら



給与自体を電子マネー化するというのは、できるできないなら
できるだろう。
本気で中央銀行が「紙幣」を刷らなくなり、完全国有電子マネー化に
すれば、それは解決する。
そもそも、私がバイトしている給与は、茶封筒の手渡しではない。
世の中の90%以上が当たり前のように、銀行預金口座に振り込みだ。
それは数字で振り込まれる。
もちろんATMで紙幣で出てくるので、現金化はできるのだが、
そもそも数字である。
中央銀行が完全デジタル化に変わり、「日本国認定の電子マネー化」に
すれば、「信用」は当然あるし、新紙幣も作らなくていい。
銀行機関は単なる数字のやり取りをするところになるだけで、
もしかしたら、小さい銀行は潰れるかもしれない。
もちろん、法人と法人の取引もあるから、全部潰れるということはないが
銀行の意味が段々消えるのは当然だろう。
通帳もなくなり、パソコンやスマホで数字の確認をすればいいだけである。
いっそのこと、中央銀行が、民間のpayより、「日本円pay」でもすれば
いいのである。
しかし、それはおそらくできないだろう。
資金の「完全透明化」になるからである。
Famipayでは電子レシートが発行される。
いつどこで何を購入したのかが即座に記録される。
こういう電子レシートは、医療費控除やセルフメディケーション制度では
便利だと思うけどね。
でも、一番困るのは誰だろう。
あっ、そうだ。わかった。
ついこの前まで、お茶の間を賑わしていた、
反社会的勢力とつながりがあった、宮迫さんと、亮君だわ。


by Asuka kitazato

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北里明日香(Asuka Kitazato)
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