美味しい食材だけだから間違いない、トウモロコシのオムレツ
この季節になって、トウモロコシが出始めると必ず作るオムレツです。
味の決め手はメープルシロップ。優しい甘さが、トウモロコシを引き立てます。
そこにチーズが入ると、私の大好きな甘塩っぱい!
ぷちぷちしたトウモロコシ、卵のしっかりした味わいも、食欲をそそります。美味しいものだけ使えば美味しいものが出来るって、千鳥が言ってました。
副菜やおもてなしの温かい前菜、今日は半熟に仕上げましたが、きっちり火を通す仕上げにするとお弁当にも使えます。
形が崩れても、火が入りすぎても、どう作っても美味しいです。
1,トウモロコシの粒を芯からそぎ切りします。卵 4こ、メープルシロップ 大さじ1、塩 小さじ1/2弱(4g)、牛乳 大さじ1を混ぜる。
小さめのフライパン(写真は底面16cm、直径20cm、つるんと加工のしてあるもの)に、油大さじ1を入れて中火で熱します。バター5gを入れます。
バターが溶けて、泡がしゅわしゅわして写真のように気泡が細かく小さくなってきたら、卵液を入れます。
火はずっと中火です。
側面のふちの卵が少し固まるのを待ちます。固まってきたらゆっくりと大きく卵をはがすようにぐるーりとヘラで回します。そうすると卵液がトロトロと流れて戻ってきます。
一周したらモーゼのように真ん中にヘラを通します。
まだ、固まらず、卵液が流れてきます。
またヘラで、ゆっくり側面を大きく、卵をヘラではがすようにぐるりと回します。
真ん中をまた、モーゼのようにヘラを通します。まだ卵が流れちゃう。
でも、ちょっと固まってきましたね!!
また側面をぐるりと…としようとしたら、もう卵液が流れません!!
こうなったら、急いで平らにならしましょう!!!
平らにしました。火を弱火にします。
チーズ80gを満遍なく載せます。
アルミホイルをかぶせ、蓋をします。火を弱火にしたまま2分加熱します。
アルミホイルをかぶせたのは、うちにピッタリ蓋が無いためです。
ピッタリサイズの蓋がある方はアルミホイル無しで蓋だけを乗せましょう。
2分後、表面をチェックして好みの半熟度であれば、火を消します。それから、もう一度蓋をして5分ほど放置しましょう。
もうちょっと硬くしたい方は、1分ずつ、弱火で加熱しましょう。
側面円周をフライ返しでちょっちょっちょっと剥がしておきます。
お皿に移しやすいです。フライパンを揺らして、オムレツがフライパンから離れてスライドしたらお皿に移す準備が整っています。
崩れても大丈夫!美味しいです。
お皿にそおっと滑らして出来上がり!
下の面は香ばしく、上はとろーりです。
ある方はパプリカパウダーを振るとおしゃれで、味が引き締まります。
チーズの乳の匂いの後に卵と混ざったとろみ、トウモロコシがシャキシャキでジューシー!
優しい甘さでずっと食感を楽しんでいたいオムレツです。誰もが大好きになってしまいます。
慣れたら、あっという間。とってもお安かったり、ちょっと買ってから日にちが経ってしまったトウモロコシでも美味しく出来ちゃうお料理です。