料理と毎日 3月21日〜3月27日
この日記を始めてから1年経ちました。
何にも変わっていない。ただ慣れるだけ。いつの日か、誰とでも好きな時に好きな場所で会えますように。希望を持って。
怒涛の1週間。よく乗り切ったと自分で自分を褒めたい。
3月21日(日) 大雨
もし大丈夫ならば…、と思いやりの溢れたお誘いを友人からいただき「いついついつ、すぐ会おう!今日でも平気!」とかなり食い気味にお返事。そしてすぐに決まった今日の会。たまには、良いよね。嵐でも窓開けて、びしょ濡れでも良いから会いたかった。良い日でした。そして、とっても嬉しかった。課題であった「花束みたいな恋をした」の話を。
お肉が30kg以上届いたため、冷蔵庫を整理する。なんとか入って一安心。友人が帰ってから漬け込みと焼きを夜中まで。
ブリカマ焼き
ホタルイカ、新じゃが、そら豆
大根トースター焼き
奈良漬奴
スズキ菜の花トマト
買ってきてくれた焼き鳥
大根おろし
お餅
3月22日(月)晴れ
水曜日の撮影に向けて買い出し。少し日持ちするものを中心に。見つかるか心配だった素材も揃い一安心。
お肉の解凍。仕込みも引き続き行う。
木曜日は娘の卒業式。自分の服装をちゃんと決めていなかった!
ジャケットの下に着る予定だったインナーをチェックしたらなんとシミが。ああ私は本当にだらしがない。どうしてー
ノースリーブのワンピースにジャケットに変更。SATCにハマっていた頃にオーダーしまくったコサージュを着けてなんとなく解決。コサージュ可愛い。また普段使いしようかしら。
仕事の残りのバックリブ。
娘が「好きなだけ食べていい!?」と本気を出していました。
つられて食べ過ぎちゃった。
トマト
納豆
大根のトースター焼き
お豆腐と菜の花のお味噌汁
3月23日(火)晴れ
午前中、花粉症のお薬をもらいに行く。その後、最後の買い出し。自転車で周れるから昨日も今日も晴れて良かった。
お肉を仕分けして、余ったものにも日持ちさせるために味付け。
メニューの抜けがないか、材料に不足はないか、部位と味付けが合っているか確認。スタイリング用のお皿や板も全て持ったかをチェック。
夜ご飯はトリミングした豚肉を脂と水分を抜きながら炒めて、梅干しとごま油、お醤油で味付け。
仕込み用に作ったトマトソースの鍋に、ルッコラでこそげたものを添える。
苦し紛れに作った夜ご飯、結構美味しくて、満たされる。
豚肉の梅胡麻ソテー春菊のせ
椎茸たっぷりの卵スープ
鮭ご飯
焼き海苔
いつもより早くお布団に入る。はっと思い出し、フライパンを入れ忘れていることに気づく。信じられない、自分が怖い。
早く寝なきゃと思うのに眠れない。横になっているだけで、きっと体は休めていると信じて目をつぶる。
3月24日(水)
6時前にお迎えに来ていただくことになっていたので、急いでお味噌汁とおにぎりを食べながらお化粧。いつもより、日焼け止めを重ね塗り。夫も一緒に早起きしてくれてお迎えの車に荷物の運び込みを手伝ってくれた。
スタッフの方とおしゃべりしながら現場へ。話が盛り上がり、緊張がほぐれる。
撮影自体は、ほぼ自宅で完成させてきていたので慌てずに済んで、私の中では一安心。準備大切。ただ、だいぶ大きな塊肉だったため、火入れがうまくいっているかスライスしないとわからない部分があり、始まるまでずっと不安でした。焼き上がりが全てクリア出来てほっとしました。
出来る準備は全て行うことで、足りない部分に気づく事が出来るし、現場でも余裕が生まれました。特に私は焦ってしまいやすいので有効だったと思います。
今回の仕事で、大量のお肉と向き合い、命をいただくということを改めて実感しました。
現場もとても楽しかった!無事に終わり、本当に本当に良かったです。
帰ったら、浴室がピカピカ。一番風呂と、味噌煮込みうどんが待っていた。夫の優しさ、体にも心にも沁みました…。
撮影から引き上げてきたお肉やお野菜もたっぷり入れて。最高に美味しかったです。
味噌煮込みうどん
3月25日(木)曇り
娘の卒業式。3月は自分がバタバタしていたため、やっと卒業式の日までこぎつけたという気分。ああ、何事もなくこの日を迎えられて本当によかった!
泣かないだろうなあと思っていたけど、娘のお友達の姿を見てうるっとする。
我が家は1年生の時からよくお友達が集まる家で、公園で転んだ子が絆創膏くださいと来たり、トイレ貸してくださいと来たり、喉乾いたのでお水くださいと来たり。そんな子ども達が皆立派な姿で挨拶してくれて…。
皆大きくなったねえ。合唱の代わりの合奏。感動しました。
卒業式後、クラスメイトがうちに集合して、話を聞いていると面白かったです。おやつに、スペアリブからこそげたお肉を出すと好評で嬉しくなっちゃった。
帰りの会で担任の先生が「なんでもいいから生きてください」とおっしゃっていたと娘から聞いて、「本当だよ!そうだよ!」と夫婦で力説する。
スペアリブのお肉をほぐしてピザトースト。
パセリソースも。
オーブンでいっぺんに焼くかららくちん。
あとはこれも残り物の、焼き野菜をたっぷり入ったコンソメスープ。
3月26日(金)晴れ
朝から買い出し、撮影。原稿仕事。
忙しくしていたら、 知らぬ間にお庭の花がすっかり増えていた。驚き!明日葉も根付いて元気に。ああ良かった。確実に春がやってきている
午後からは、家でゆっくり過ごす。息子暇そうで申し訳ないと思っていたけれど、大好きなTVを思う存分見れて楽しい1日だった!と言っていて、まあそれならそれで良いかも。と思う。
買い物にも出かけたのに、「まあ家に食材まだあるし」と思っていたら、メイン食材は案外もうはけていて、夜ご飯の時間になっても考えがまとまらない。うーんうーんとひねり出して作ったご飯。
作り置きしていたローストチキンで汁かけご飯にしようと思い、余ったサラダ用の葉っぱを入れまくったら、闇鍋みたいになってしまう。これは子供達の顔が曇ると思い、ウケが良いししゃもも焼いて、カレーマヨネーズを添える。
そうするとそちらに意識が行き、スープは普通に平らげていた。
ただ焼いたししゃもに、マヨネーズとカレー粉
ローストチキンと、トマト、クレソン、セロリ、ルッコラ、の醤油スープ
焼き海苔
納豆
「俺の家の話」の最終回。呆然としながらも、このドラマが見れて良かった、と心から思う。「花束みたいな恋をした」もだけど、見た後語り合いたくなっちゃう。
3月27日(土)晴れ
桜も満開。今年は早い。
娘のダンスのミニ発表会、そしてこちらも卒業。
最後には先生のパフォーマンスも。涙が出るほど格好良かった。
娘がダンスを習いたいと言った時には驚いたけど、素晴らしい先生と出会えて幸運でした。私もコロナまでは便乗してレッスンを受けられて、久しぶりに踊りました。ダンスって楽しい。体ひとつで音楽さえあればいつでもどこでも表現できる。運動にもなる。出来ることなら、またいつかレッスン復活してほしいです。
夜は、夫が「テイクアウトにしよう、もう疲れたでしょう」と言ってくれていたので、色々調べるも、なんとなく躊躇してしまう。
結局お魚屋さんでお刺身ともずく酢を買って、夫が買ってきた冷凍のジンギスカンを解凍して、ありったけのお野菜と炒める。私、えらい。自分で自分を褒めちゃう。
鮪とスミイカ
ジンギスカンとお野菜
ベビーリーフと卵のかき玉汁
もずく酢
豆ご飯
「フランクおじさん」を見る。時折挟まる不穏な空気に胸が苦しくなりながらも、救いのあるラストに涙ぐむ。本当に良かった。家族ってば!
途中で、私が「あれ?ポールベタニーだ!」と言ったら、夫が「今更?」と言った。