濾さない、出汁も取らない、お皿ひとつ!オーブンで一度に出来る「とうもろこしと桜海老の茶碗蒸し焼き」
茶碗蒸しが大好きな娘。
でもいつものご飯で作るには少し面倒くさくて、作ると喜ぶのはわかっているのだけど…と何となく敬遠していました。
ある時、オーブンで大きなプリンを作っている時に、思いついたのです。
これで作れば良いんじゃない!
試作を重ねて出来上がった時は思わずにんまり。良い、良い!これで良い!
蒸すのではなく、蒸し「焼き」。でも大丈夫、ちゃんとあの味。
私の茶碗蒸し問題はようやく解決したのでした。これなら毎日でも大丈夫。
はっきり言って自信作です。お汁物がわりにも良いですよ。
ちゅるちゅるぷるぷるの茶碗蒸し焼き。また取り合いで、喧嘩勃発です。
「とうもろこしと桜海老の茶碗蒸し焼き」
(材料)
卵 2個
とうもろこし 1/2本(粒のみ)
塩 小さじ1/2弱
みりん 小さじ2
お水 300ml
干し桜海老 大さじ2
1、とうもろこしは皮を剥き、粒を取ります。包丁で削いでも良いです。(缶詰も可)
耐熱の大きなボウルに、生のとうもろこしの粒を入れ、卵二つを割り、よーく混ぜます。(私はボウル代わりに、ラーメン鉢を使っています)卵の白身のドロっとしたところもお箸で切るように混ぜます。
2、塩小さじ1/2弱、みりん小さじ2を入れ、よく混ぜます。
次に、水300mlを少しずつ少しずつ注ぎ、卵液の濃度が均一になるように混ぜます。側面のとうもろこしは、最後に液の中に入れましょう。
表面に、桜海老を大さじ2を、手で揉みすり潰すように粉状にしながらかけます。周りの泡は気にしなくて良いです。
3、オーブンの天板にお湯を張り、余熱なし、150度で25分焼きます。
大体20分ほどから様子を見て、横に揺らし、中央が緩かったら5分焼き時間を足すと良いですよ。オーブンや具の多さによってクセが違うので、中央が明らかに緩かったらもう5分ずつ足してください。
縁が少し焦げるので、嫌な方は15分頃から表面にアルミホイルを被せると焦げにくくなります。
縁が少し焦げても、お味にはそんなに影響ありません。
アクセントに万能ネギをかけると、少し大人な味わい。これはお好みで!
「す」は大丈夫なの?お出汁は?と、思いますよね。
とうもろこしの粒のおかげで、卵液の白身の部分が気になりにくいです。
そして、とうもろこしと海老のお出汁が効いているんです。
食べるときはこんな風に各自、器によそいます。
ちゃんと滑らか!とろとろ、ちゅるん。
しゃきしゃきのとうもろこしと、しっとり桜海老が食感も香りも楽しい!
作った人以外は、普通の茶碗蒸しのように、何の疑問も抱かずにぱくぱく食べます。
茶碗蒸し好きで、でも作るのはちょっと…って思っている方はぜひ挑戦してほしい!
しばらく、我が家の茶碗蒸しは「茶碗蒸し焼き」になりそうです。