バターがふわっ、新じゃがしゅわっ。一瞬で消えてしまう「新じゃがバタご飯」

食べた瞬間にしゅわっと消えて、「あれ？今お母さんご飯食べたよね？もう無いんだけどおかしいよね？」と娘に確認したほど。

「食べる」というより、いつの間にか消えてしまうんです。
一口頬張るごとに、幸せが溢れ、まるで幻のようにスルスルとお茶碗から無くなってしまいます。

■新じゃがバタご飯

（材料）
新じゃが2個（皮をむき１cm薄切り、水にさらす）
お米２合（洗っておく）
バター　10g
お酒 大２
塩　小１弱
昆布5cm
あれば　タラコや明太子、しらすなど

バター10gを弱火で熱して溶かし、水気を切ったじゃがいもを透明感が出るまで炒める。
（炊飯器の方はフライパンで行っても。鍋の場合は炊飯用のお鍋で）

水気を拭き取ったじゃがいもを入れます。

じゃがいもを水にさらしていたボウルをさっと洗い拭いておきます。

炒めていたじゃがいもの表面に透明感が出たらボウルにあけます。ここで中まで火は通ってなくて大丈夫ですよ。

研いだお米をお鍋に入れていつも通りの水加減にします。炊飯器の方もいつもの水加減で大丈夫です。

お塩、小さじ１弱と、お酒大さじ２を入れます。

じゃがいもを上にのせ、昆布1枚入れて普通に炊きます。

出来上がり！バターがお鍋にまわっていたため、おこげが付きました！
ああ、ため息が出てしまう。湯気が美味しいんです。いい匂い。

タラコを乗せるとキュッとした塩分が加わり、更に美味しいです。
何も載せない場合、ひたすら優しい新じゃがバタご飯なので、アクセントに黒胡椒、塩辛、しらすなども。ジャガバターと同じく、どんどん相性を試したくなりますね。
新じゃがはきめ細かく溶けていき、ご飯の甘み、バターのミルクの香りがふわあっと襲ってきます。

この日、家族みんな食事中無言になってしまったのですが、美味しくて急いでもぐもぐ、おかわりを狙っていたようです。

この日の献立は新玉ねぎの胡椒塩漬けをのせた具沢山の豚汁と
芝海老の素揚げでした。
もうおご馳走ですよね。