3年前転職時に書いた「モノの書き方Tips」に、かなり良いことを書いていたのでまとめた
こんにちは、imaimaiです。
年末ですね。一年の総まとめの時期に差し掛かってまいりました。私の方はというと、最近書類を整理していたところ、3年前の転職時に総まとめした社会人としてのTips集が出てきました。ものの書き方・伝え方・パワポなどツールの使い方・社内でうまく立ち回る政治の仕方などなど...色々まとまっていて、読みながら色々あったね...としばしノスタルジーに浸りました。
その中の「ものの書き方編」を読んでて「お、コイツやるな」と過去の自分に感心したのでnoteにまとめておこうと思いました。当時の私は仕事に加えプライベートでもブログを結構頑張って書いていて、ものを伝えることが多かったので、その知見がかなり溜まっていたのだと思います。(あと、内容から察するにところどころストレスも溜まっていたのだと思います。ほぼ原文と元の図のままなので、そのあたりも味わってもらえれば。笑)
この頃にまとめていたことが今でも文章を書いたり資料を作るときの礎になっています。最近はアウトプット量が減っていますが、ものを書く事自体嫌いじゃないですし、少しずつでも書いていけたらなと思っています。それではつらつらと
抽象度を合わせる
文章内の抽象度を合わせる。今まで人類の話をしていたのに、次の文でいきなりウサインボルトだけの話になっていないか注意する。具体化するなら接続詞(例えば)を使ったり、図説でギャップを埋める
全体のスコープを意識する
全体のゴールに対して、今まではどこまでできてどこからが課題かを意識して伝える。コレをやりました、アレをやりましたと、「日記」にならないようにあうえう。
要素より繋がりを意識する
微分の仕方がわかって、接線とは何?というのもわかっているが、それで接線が求められるかは別の話。むしろそこにギャップがある。要素の詳細説明をやりがちだが、それをやると眠くなるだけだし教科書やGoogleがそこは教えてくれるので、説明時には要素の概要とそれらのつながりを意識する。
全体像に興味を持ったら要素は自発的に調べてくれる。全部説明しても定着しないから、調べてわかることは調べさせたほうが良い。
報告は可否を淡々と書く。
事実が大事な状況では、まずできたことをバシッと書く。言い訳っぽく書かない。言い訳するくらいなら次への対策案を書く。大きなスコープの中で自分がどういう位置づけで進めているかの前提を言えるとなお良い
大目的からブレイクダウンする
結局、何がしたいの?を初めに言う。そこから掘り下げると、受け取り手が迷わないし論理の流れがわかりやすい。発表の順序が実際に思考した順序である必要はない。あくまでも受け取るのは聴衆
相手がどういう状態になっていればOKなのかを常に意識
まず、相手は誰??を明確にする。それによって話し方がだいぶかわる。それを踏まえて、自分のプレゼンで相手がどのような状態になっていればOKなのかを考える。発表1回という粒度ではなく、スライド1枚、文章1節くらいの単位で考えられるとなお良い。
問題と課題とアプローチ
問題 : 現状起こっていること、事実
課題 :問題を踏まえて解決すべきこと
アプローチ : 課題に対してどう取り組むか
課題とアプローチを一緒にしない。課題に手段が入ると説明が日記みたいになる。やったことを並べるんじゃなくて課題にどう貢献しているかを意識する。アプローチは説明するときに「周知の事実」か「自分の中の仮定」かを明確にしておく。
その他
表記ゆれは気をつける。言葉は厳密に定義して、丁寧に使ったほうが良い
その一文で何が伝えたいのか。最も伝えたいことを述語に置く
ふわっとした言葉は報告などで微妙。(ある程度/これら/信頼度/いい感じに/etc...) 判断を受け取り手に委ねない。定量的に述べる。
人に依頼するときは理由や背景を共有できているか意識する