取材案件をとってスキルアップしていきたいライターが「カメラ」を勉強するべき理由
こんにちは!
月間16万PVの地域メディアを運営しており、現役のカメラマンでもある今井剛と言います。
今回は
「取材案件をとってスキルアップしていきたいライターがカメラを勉強するべき理由」
について話していきます!
ライターさんによくある悩み
ライターをする中で、こんな悩みはありませんか?
・クラウドソーシングによくある安価な案件を受け続けていてなかなか収入が上がらない
・クラウドソーシングによくある「あなたじゃなくてもできそうなライティングの仕事」ばかりしていて今後が不安
・誰と話すこともなくずっとパソコンに向かって単純なライティング作業を行なっていて退屈
・時間とお金に常に余裕がなく、フリーランスになってもフリーターと変わらない状態
・スキルが劇的に上昇している感覚もなく、ただ納期に追われる日々が続いている
「文章で勝負していくぞ!」
と決めたものの、こうした問題を抱えている人は多いです。
あなたも薄々感じているとは思いますが、「低単価であなたじゃなくてもできるような仕事」ばかり受けていると成長は遅くなってしまいます。
(クラウドソーシングの仕事が悪いと言っているわけではありません。)
特別なスキルがつくわけでもなく、ただSEO記事を書き続ける毎日。
たまに面白い案件があったとしても長期間の継続にはならず、仕事が安定しない。
そんな状態でただ時間だけが過ぎていく。。
「このままで今後大丈夫なのかな、、」
そんな風に悩んだことはありませんか?
今あなたが考えている悩みを解消できるよう、
「ライターさんがどうやってスキルアップしていくか」についても
併せて話していきますね。
この記事で説明すること
今回の話でこのようなことが理解してもらえます。
・取材案件を取るために必要なこと
・カメラを覚えるメリット
・低単価な仕事から脱却していく方法
・取材案件を狙っていくにあたっての今後の動き方
・今すぐ試せるカメラの使い方
カメラに興味のあるライターさんに絶対に知っておいて欲しいことを凝縮してまとめました。
ゆっくり読んでくださいね。
ほんとにやりたいことは今やってること?
「ほんとはもっと自分の強みを活かした仕事をやりたい・・」
「仕事を楽しく進めて、成長していきたい・・」
という人もいるんじゃないでしょうか。
でも実際は「時給換算すると泣けてくるような金額」で書き続ける。
ずっと忙しい状態だからこそ、なかなか新しいものにもチャレンジできない。
勉強したいと思っているものの、なかなか時間が作れないですよね。
「スキルを磨いて自分だけの強みを作って、いつかは大きなメディアや自分と相性のいいメディアとも仕事がしたい!!」
そんな人もいるでしょう。
成長してあなた自身のスキルが上がれば少しずつ単価は上がっていきますし、そうなると使える時間も少しずつ増えていきます。
空いた時間でなかなか行けなかった旅行に行くのもよし。
やりたかった新しい分野の勉強を始めるのもよし。
今度は自分でメディアを立ち上げてみるのもよし。
自分の趣味を事業として起こしてみるのもおもしろいかもしれません。
余裕が出てこれば、今まで封印していたいろんなことができるようになります。
だからこそ、単純なライティングの仕事から一歩踏み出して次のステップに挑戦してみる。
そうすることで今の状況が大きく変わります。
では、次のステップとはどんなものがあるんでしょうか?
私が次のステップとしてオススメしたいのは「取材案件」にチャレンジしていくことです。
取材案件とは?
Webライティングをやっていて、仕事内容に悩んでいる人なら聞いたことがあるかもしれません。
要はあなた自身が直接、取材対象から聞き出した情報を記事にまとめることです。
人へのインタビューのほか、お店や施設、イベントなどの取材なんかもあります。
誰かから聞いた話や、ネットで調べて書いた情報ではありません。
あなたが直接聞き出した「生の情報」です。
取材案件のメリットをまとめるとこのようになります。
・よくある低単価なSEO記事に比べて1本あたりの単価が高い傾向にある
・誰かから聞いた二次情報ではなく、自分で聞き出した一次情報なので提供できる記事の質が上がる
・普段は話せない経営者だったり、珍しいことをされている方に「インタビュー」なら会って話を聞くことができる。
・そういった人から直接話を聞き、記事としてアウトプットすることで自身の成長につながる
・取材での記事はライターの名前が出ることも多いので実績として活用しやすい
もちろん取材案件でも最初はなかなかうまく書けなくて時間がかかり、
時給単価にしたら高くないということもよくあります。
ですが、一次情報で記事のクオリティを底上げすることや、
取材先の話を自分の成長に活かせるのは
取材案件ならではの良さですね。
実績を積み重ねていければ、今までは関われなかった芸能人への取材や、大きなメディアと関わる可能性も出てきます。
実際に私の運営しているメディアでも芸能人や、プロスポーツチームをたくさん取材しています。
取材案件をやって実績を作っていなければ実現できていなかったでしょう。
そう考えると夢が広がりますね。
取材案件をとるためには?
では、実際にどうやって取材案件をとっていけばいいんでしょうか。
わたしは下記が必要だと考えています。
・相手の言葉や魅力を引き出す力
・相手の話に興味を持てる好奇心
・最低限のライティング力
・カメラの技術
これプラス、すでに取材案件の実績があればもっと強いです。
ですが、今から取材案件を増やしていこうという段階の方にとって、まだまだ足りないものが多いと思います。
その中でも特に差がつきやすいのが「カメラの技術」です。
「人の話を聞いたり、文章を書いたりするのできそうだけど、カメラはさっぱりだ、、」
「取材案件を見越してカメラを買ったけれど、結局よくわからず放置している、、」
「なかなか綺麗に撮れない。何十万円もする良いカメラを買わないと良い写真は撮れないのかな・・」
そんなふうに思っている方もいるんじゃないでしょうか?
カメラは確かに奥が深く、1,2時間ですぐできるようにはなりません。
だからこそ、できるようになると大きなアドバンテージになります。
取材案件と言っても大きいものから小さいものまでたくさんあるのですが、
小さいものであれば制作予算が少ないところが多いです。
制作予算が少ないということは「ライターやカメラマンにお金をあまり払えない」ということになります。
小さい案件だと
「プロのカメラマンほどのクオリティは不要だけど、素人がスマホで撮るのはちょっと、、」
という状態になることがあるんです。
そんな時に取材ができて、
カメラも撮れる人がいればその人だけで対応できてしまいますよね。
他にも、「カメラマンとライターさんの予定がなかなか合わずにカメラマンが来れない」
といったこともよく起こります。
みなさんが近い将来に挑戦する取材案件はこうした小さい案件から始まっていくでしょう。
その時にライティングとカメラの両方ができるとかなり強いということです。
カメラを覚えるとどうなる?
カメラを学ぶことでどんなメリットがあるでしょうか?
実際にはこんなメリットがあります。
・取材案件を受けやすくなる
・取材案件ができれば一次情報をメインにした質の高い記事を積み重ねていくことができ、実績とスキルアップにつながる
・実績がつくことで単価の高い仕事も取れるようになる
・単価が高い仕事を選択していくことで時間と収入に余裕が出るようになる
・別の新しいチャレンジに時間を使えるようになる
・カメラ単体でも仕事が来るようになるので収入源が複数になる
・旅行などで遊びにいった時にも思い出を綺麗に残せる
・家族や恋人、友人の写真を綺麗にとってあげることができる
どうでしょう??
今持っているライターの力と、カメラスキルを掛け合わせることで、
人材としての希少価値が高まるのがわかると思います。
そうなれば、今よりも時間と収入に余裕が出るようになっていきます。
カメラ単体でもメリットが多いですからね。
この先10年、20年経った時に
「低単価な仕事しかしたことない・・」
「時間がなくて結局やりたかったことが何年もできていない・・」
「最近、体力も落ちてきたのにずっと文字を量産し続けないと食べていけない・・」
こんな状態にならないためにも、
早い段階で今後の方向性を見据えて行動していくべきだと考えています。
もし今回の話で少しでもカメラに興味を持ったり、
もうすでにカメラ自体を持っているんだとしたら、
大勢いるライターとの差別化を作るチャンスでもあります。
ぜひ、一度今後の自分の方向性を考えてみてくださいね。
カメラの基礎知識
せっかくなので、カメラの基本的な知識もカンタンに紹介しようと思います!
ここではすぐに試せる比較的カンタンなテクニックをお伝えします。
カメラを全く触ったことがない初心者でもわかるように書いたのでぜひ参考にしてみてください。
(スマホでも試せるものなので、ぜひ身の回りのもので実際に試してみてくださいね。)
【C字構図とS字構図】
最初にお伝えするのは「C字構図」と「S字構図」です。
写真を撮る際に被写体と背景の形が「C」になったり、「S」になると綺麗に映りやすいです。
下に写真を見てもらうとイメージしやすいかもしれません。
背景と被写体の関係がCの形やSの形になっているのがわかるでしょうか??
写真を撮る際に枠の中にどんな風に配置するか、
つまり「構図」を意識するだけで写真は一気に見やすくなります。
例のように、ちょっと構図を意識しただけでもプロっぽくなりましたよね。
食べ物を撮る時なんかに使いやすいのでぜひ試してみてください。
【順光と逆光】
2つ目は「順光」と「逆光」です。
写真の時の光と聞くと「逆光で撮っちゃダメ」と思い浮かべる人も多いと思います。
ですが、明るさの調整(露出補正)を行うことで、逆光でも綺麗な写真が撮れるんです。
順光と逆光はこういった意味です。
<順光>
被写体の正面に当たっている光
<逆光>
被写体の後ろから当たっている光
順光で撮ると「ハッキリとした印象」の写真。
逆光で撮影すると「ふんわり柔らかい印象」の写真になります。
順光と逆光の写真を載せましたが、少し雰囲気が違うのがわかるでしょうか?
逆光だからNGというものではなく、明るさの調整によっても変化するので、逆光での撮影もぜひ試してみてください。
もちろん、撮る対象にもよるんですが、個人的には逆光の写真の方が綺麗に見えて好みです。
基礎知識を活かすために
カメラは知識を知っているだけではなく、試行錯誤しながら写真を撮りまくることで、上達します。
ぜひご自身のカメラを使って色々と試してみてくださいね。
ただやみくもに撮っていてもなかなかうまくいかないのですが、
今回のような知識を仕入れて試行錯誤することで、成長スピードを飛躍的に高めることができます。
・正しい知識や技術を仕入れること
・仕入れた知識を実際に使ってみること
この2つはカメラに関わらず、全ての領域で大切なことだと実感しています。
学習して、それを実践するクセをつけるようにしてくださいね。
カメラを好きになり、楽しく学ぶために
私がカメラの勉強を始めようと思い、カメラの本を読んだ時、
「項目が多いな・・」
「多い上に内容が難しい・・」
「これ、プロはみんな理解して撮ってるのかな・・」
と難しい内容が多く、読むのをやめてしまいました。
冒頭にも伝えた通り、カメラは非常に奥が深いので、
その技術を全てマスターしようとすると膨大なことを覚えなければいけません。
ですが、普通の人が見て「綺麗な写真」と思うような写真であれば
カメラの知識を全て覚える必要はありません。
私はカメラを「教える側」になりましたが、今でも全てのことは覚えきれていません。
みなさんも完璧に覚える必要はないと考えています。
プロでも全ての項目を理解しているわけではないのです。
それよりもまずは誰でもすぐに始められるような基本的なパターンや、
とりあえず綺麗なものが撮れる設定で試してみて、撮りながら少しずつ調整していけば良いと思っています。
終わりに
少しでもみなさんの今後の参考になっていれば幸いです。
カメラはできるようになるまでに少し時間がかかりますが、
だからこそ、できるようになると、強力な差別化になります。
カメラに興味を持った人はここで紹介した知識を使いながら、いろんな撮り方を試してみてくださいね。
取材撮影の基本を少人数レッスンで学ぼう!
インタビュー記事でのカメラマンもやるようになってから
こんな質問をされることが増えました。
「カメラやレンズは何を使えばいいですか?」
「話している人物をブレないように撮るのが難しそう・・」
「ストロボって使った方がいいですか?」
確かに、実際の取材案件に行ったことがない人はイメージしにくいと思います。
というわけで、今回は少人数制のレッスンをストアカにて企画することにしました。
※ストアカは個別レッスンが募集できるWebサイトのことです。
カメラができるようになると、周りのライターと差別化できますし、仕事でもプライベートでも活きる武器になります。
「これからカメラを勉強してみたい!」
という方でもOKなので、チェックしてみてくださいね。
(参加できる日程が提示されていない場合は連絡をもらえれば相談できます。)
▼レッスンの詳細はこちら
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