行動は最強の選択肢だと思う

23歳で気づかされて、26歳になった今振り返り

新年になり、何かを新しいことにチャレンジしようと思う人は多いのではないでしょうか?
何を始めるかは人それぞれだと思いますが、僕が23歳の時に気づかされたことは多くのことに共通して役に立つ心構えだと思います。

「参考にして下さい」とは偉そうで言えませんが、一つの考え方として捉えて頂けたら幸いです。

さっそくですが結論「行動は最強の選択肢」です。

まず選択肢の定義ですが「質問に対して、そこから選択して答えるように用意されている二つ以上の答え。」です。

多くの人が、これまで生きてきた中で「二つ以上の答えから一つを選択する」という場面があったと思います。

僕で言うと「好きな人に告白するかどうか」「どの進路を選択するか」
他にも過去の選択を後悔して、今も引きずっているなんて人は多いのではないでしょうか?

僕の場合は「もっと積極的だったら」「勉強していれば」と後悔する時があります。

このような複数の答えがある時の選択を後悔しないためには行動するしかないと思うのです。

ここからは僕が何故そう結論付けたかを説明します。


23歳の時に怖くて震えた

ある社会人一年目の夜、突然不安になり、心拍数が全力疾走の直後ぐらいまで上がりました。

何故、突如そう感じたのかは分かりませんが、不安の原因は分かりました。
それは将来が見えてしまったからです。

僕はそれまで、受け身でも何かが変わると思っていました。
例えば、中学生の時は、高校に行けば彼女ができる。
高校性の時は、大学に行けば彼女ができる。
大学でも同じで、社会にでてからは来世に期待していました。

今、冷静になって考えると馬鹿げ過ぎていて笑えるのですが、それまでの自分は「過去に戻れたら努力して、勉強や人間関係を一から頑張るのに」と本気で考えていました。

しかし、23歳になって過去には戻れないし、ゲームのように最初からやり直せないんだという、余りにも当然のことに気づきました。

いや、気づいたというより、気づかされました。
僕は何故気づかされたのか?
それは現実が何も変わらなかったからです。

受け身で、何もしなかったら当然何も起きません。
少なくとも僕は何も無かった。

文字にすると馬鹿げていますが、最近流行っている異世界転生系はこの思考に陥っている人の典型だと思うのです。

人生は最初からやり直せないし、過去に戻ることもできない。
じゃあ、いつやるか? 今でしょ!


過去の後悔を消すには自分が納得するしかない

僕は劣等感の集合体みたいな化け物で、過去を後悔し、ずっと恥じて生きてきました。

何故もっと勉強しなかったのか、学生生活を楽しまなかったのかとずっと後悔していました。

僕にとって後悔は毒みたいな物で、日中は毒、寝る前は猛毒。
起きている間はずっとダメージが入っていました。

布団の中で猛毒を浴びながら僕は考えました。
このダメージは今後もっと増えるのではないか?と

じゃあ、何で僕は後悔しているのだろうか?
後悔の正体は?

僕が考える後悔の正体は自分で、自分で自分を許せないから後悔するのだと、自分を責めるのだと思いました。

誰しも、人に嫌な事を言われてムカついた事はあると思いますが、僕はそれは後悔では無いと感じます。

過去に辛い経験がある人はもしかしたらトラウマがあるかもしれません。
でも、それも後悔とは違うように感じます。

おかしな人に、おかしなことをされた。
これは事故みたいなもので、自分を責める必要は無いと思います。

後悔するのだとしたら「何故反撃しなかったのか、何故なにも出来なかったのか」みたいになると思います。

つまり、「自分でコントロール出来ることを、自分がしなかった時」そして、それを悔いた時に人は後悔するのではないかと思います。

過去を後悔しても過去には戻れません。
じゃあどうするか?

後悔の正体は自分を責める自分なので、自分で自分を許すしかないと思います。

僕の解決方法は頑張る。
自分で「こんなに頑張ったのなら許してやってもいいなと思えるまで頑張る」です。


後悔しない選択肢

ここまでで、過去には戻れないこと、後悔の正体は自分を責める自分ということ。
また、後悔を無くす為には自分を納得させるしかないことを書いてきました。

じゃあ、これからは後悔しない為にはどうするかを考えます。

僕が考える、後悔しない選択肢は行動になるのですが、何故行動なのか?
受け身ではいけない理由を説明します。

選択肢に迷ったら行動の理由

1 反省できる
例えば、告白するかどうか悩んだとしましょう。
告白しなかった場合、後になっても「もしかしたら付き合えたかも」と考えてしまいます。
しかし、告白して振られていれば、駄目だったと反省する機会が設けられます。

2 成長する
1と関連して、反省することで成長する事が出来ます。
何が自分には足りなかったのか考え、次に活かすことが出来ます。
「失敗は成功の基」ということわざがありますが、正しくは「反省は成功の基」です。

他にも若い方が致命傷になりずらく、傷の治りが早いみたいな理由がありますが、行動を勧める一番の理由は反省できるからです。

する行動によっては、怖かったり恥ずかしかったりするかもしれません。
でも、そんいう感情は行動しないと何も起こらないと理性で判断しましょう。

選択肢に迷った時に行動を選択することは、少なくとも最低の選択肢ではありません。
行動をしている限り、少なくとも反省することで成長し、次に繋げることでより良くなっていくからです。

だから行動は最強の選択肢だと思います。

まとめ

人は過去には戻れないし、やり直すことも出来ません。
受け身では何も変わらないし、成長もありません。
だから、もし選択肢に迷ったら行動しましょう。
そうすれば、傷は負っても成長があります。

23歳の僕に比べて26歳になった僕は、少し成長して後悔が緩和されました。
自分も捨てたもんじゃない。そう思えるように今後も頑張りたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?