あの日からずっと、心に突き刺さっている言葉。
(先に言っておくと、今回はまだ結論が出ていないテーマについて書いています。)
「seesawsさんがもっと有名だったら、私の商品はもっと売れたと思う。」
seesawsを利用してくださって、物販イベントをされた方に、そう言われたことがあります。あまりにド直球の言葉だったので、強烈な衝撃を受けました。
とっさに「お役に立てずすみません。」と言ってしまったように記憶していますが、顔面に打球を受けてしまったピッチャーのように、何が起きたのかにわかには理解が難しくて、その瞬間からずっと私の心に突き刺さっていて、今もそのまま突き刺さっています。
あ、ちなみに私にはピッチャーの経験はありません。
よくよく考えてみると。
いやよくよく考えてみないでも、ご利用いただくときにseesawsが無名のレンタルスペースであったことは、ご存知だったはず。何を持って有名、無名と判断するのか、私にはわかりかねるところではありますが、少なくとも
何度か足を運んだ上でご利用を決断され、十分に準備ができる期間を経ての出店だったのです。もちろん私からご予約を強要したことはありません。
それでも冒頭の言葉を発してしまうほどに、きっと結果が芳しくなかったのでしょう。その事実に関しては、とても残念で、気の毒に思います。何かお手伝いできることはなかったのかという気持ちにもなりました。
環境がなせる仕業、だったはず
私を突き刺した言葉は、もしかしたら発し主(そんな言葉ある?)の本心ではなかったかもしれません。(そう願います。)
でもそう言わざるを得ないほどに切羽詰まった状況に立たされてしまったのでしょう。(そうであったと願います。)
捨て台詞のような言葉を、図らずも発してしまう状況や環境にあったのかと思うと、そのことに関してはやっぱりとても気の毒で、やっぱり私に何かできることがあったのだとしたら何だったのだろうと考えてしまいます。
ほら、めざしているのは「世界平和」だし。
場所の魅力を上げる
けれど冷静に考えて、おそらく私が直接的にお役に立てることはあまりなかったかもしれません。せいぜいSNSでイベント情報をシェアするくらい。
それだってフォロワーも少ない弱小アカウントからですので(ということはやっぱり無名なんだわ!)どれほどの力になれるのか、たかが知れています。
このときのピッチャー返しから私が学んだことは、(たとえ本心でなかったとしても、うっかりそういう捨て台詞を吐いてしまう可能性があるのだったら、そういうことがないように)「この場所の魅力をもっと磨いていこう」ということです。ド直球で言い換えると「seesawsという場所自体に集客力があったらいい」のです。(ちなみに私は、ピッチャーどころか野球自体をやったことがありません。)
ずっと考え抜く
でも、「場所自体に集客力を持たせる」だなんてどうしたらいいのでしょう。これに関してはまだストライクな答えが出せずにいます。ずっと考えてもがいています。
だから冒頭で受けた衝撃が今も私に残っているのですね。
これも「世界平和」と同じで、考えるのをやめてしまったらその時点でコールドゲーム。なのでこれからもずっと考えていきます。納得のいく方法や答えが出たら、すぐにまたnoteで報告します。(ちょっと知りたいでしょ?)
ぼんやりとわかっていること
そうはいっても、少し輪郭が見えていることもあります。
それは「とにかく目の前のお客様(seesawsの場合、ご利用くださる方)とちゃんと向き合うこと」。すべての仕事の基本ですけどね。
もちろん私ができることには限界があるし、すべてのご要望に対応できるわけではありませんが、でもほんのちょっと伸びをしたら届きそうなことだったら、がんばって伸びます。ちゃんと向き合うってそういうことだと思うのです。
とても地味で、ずっと日の目を見ることはないかもしれない小さな伸びが「場所自体に集客力を持たせる」ことにどうやって近づいていくのかは、まだわかりませんが、ぼんやりとした輪郭がだんだんはっきりしていくことを念じて、これからも小さな伸びを続けていきます。
小さな小さな積み重ねが、きっと大事なんです。
いつか、結果報告のnoteが書けますように。