『ボードゲームよもやま話』FPSはボードゲーム化が不可能説
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アナログゲームマガジン|秋山真琴|note
今回はデジタルゲームの1ジャンルであるFPSについて、FPSはボードゲーム化が無理なんじゃないか?というお話です。
絶賛、ゲームマーケットで話題の時期なんですが自分はFPSゲームにドはまりしていて、ゲームマーケットに関する情報を全く仕入れてなかったりします。なので代わりにFPSゲームのボードゲーム化について以前から思っていた所を書いてみることにしました。
■FPSとは何か?
ウィキペディアの引用ではこのように書いてあります。
要は、一人称の視点でアクションするゲームって事ですね。しかも、シューティングとあるけれども近接攻撃などでもカテゴライズする様子です。どんなゲームの例があるかタイトルをあげてみれば『ゴールデンアイ 007』などがあります。
今現在、人気のゲームとしてはバトルロワイヤル形式の未来SF世界のFPS『Apex Legends (エーペックス・レジェンズ)』が有名ですね。バトルロワイヤル形式とはプレイヤー同士で戦いあって一人もしくは1チームのみの生き残りを目指すタイプのゲーム形式のことです。
『Apex Legends (エーペックス・レジェンズ)』の次に人気があり、覇権を取ると言われているのが『VALORANT(ヴァロラント)』です。『VALORANT(ヴァロラント)』は野球のようにラウンド毎に攻守が入れ替わって、攻撃側が爆弾をある箇所に設置して爆破させ、守り側がそれを阻むというボム設置型のFPSです。
■ついでにTPSについて
ちなみに似たジャンルでTPSというジャンルがあります。
TPSは自分の使っているキャラクターが見えるタイプのシューティングのことです。FPSとは違った視覚操作がありますが、似通った部分が多いので隣接ジャンルとも言えるタイプのものです。FPSと比べて操作キャラクターが見えるので、よりキャッチーで人気を得やすいと言われています。
有名の所でいうと『スプラトゥーン』シリーズなんかはTPSと言えるでしょう。ゲームルールはさすが任天堂ということで独自のものですよね。
他にTPSで有名なタイトルというと『フォートナイト』があります。『フォートナイト』もまたバトルロワイヤル形式のとなっていて、フィールド上に自分の建築物を立てることが出来る建築要素があり、それが三人称視点と上手くマッチングして人気となったタイトルです。
FPSとTPSは違うタイプのジャンルではありますが、割りと似通っているシステムになっていて、ボードゲーム化というくくりで考えればそれほどの差異はないです。ボードゲームとして再現するならば操作キャラクターが見えているか、そうでないかはボードゲームであった場合のシステムに寄ります。
■コレじゃない感の『アドレナリン』
Adrenaline | Board Game | BoardGameGeek
2016年にFPSライクなボードゲームという事で発売されたのが『アドレナリン』です。
今回の記事を書こうと思った理由がこのゲームがあったからです。「FPSをボードゲームで再現したゲームが出た」という事でプレイをしてみたのですが、プレイしてみて「確かにこういうFPSはあるけれども、FPSをボードゲーム化した感じが薄い」と感じ「コレジャナイ」と個人的に思ったわけです。
アドレナリンのメカニクス
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