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もう捨ててええやろ…いや、あかん!(一人で断捨離中)

年内引っ越したいので、久々に断捨離を始めた。

思い切って捨てた大物は、スーツケース、椅子、衣装ケース、無駄にデカい花瓶など。
可燃ゴミで思い切ったのは、掃除機に吸い込まれるたびストレスだった、玄関マット、トイレマットを捨てた。
風水的にマットは敷いた方が良いと言うが、実際無い方が、映えもスッキリして気持ちが良い。

服は少ない方だが、なんやかんや30ℓ袋×2つ分集まった。
大量にある本はメルカリに出品し、発送が面倒な大型本は図書館に寄付。
メルカリでは、こりゃ売れんやろ…と思うような古本でも、意外とあっさり売れた。

捨てる物、売れそうな物が出てきたらテンションが上がる。
逆に、どうすべきか悩む物、手放したくない物を見ていると、その思い出に引っ張られ、分別作業が滞る。

全く必要ないやろ…
役目は充分果たしたやろ…
今の時代、もっと良いもんあるやろ…

頭の中ではそう思っている。
でも、まだ手放すことができない…
今じゃないんや!

そんな【私にとって手放せない物】を紹介する。



エントリーNo.1
【おしりたんていの三輪車】
足がペダルに届いてないのがCute🩷

私はおしりたんていが好きで、一時期グッズを収集していた。
それら全てを載せるのは面倒なので、代表してコレを…。
コレは電池で動く。
真っ直ぐ進んで壁にぶつかると、ルンバのように方向を変え走り続ける。
最後は行き止まって空回りするか、家具に衝突してぶっ倒れるかのどっちか。
たまにウィーリーして大クラッシュすることもあり、それを見たいが為に捨てられない。
だが、電池の減りが早く、埃もつきやすいし、対象年齢はコレを手に入れる前からとっくに過ぎている…。
捨てようか散々迷ったけど無理や!
もっとそばに居て!

エントリーNo.2
【死んだ母のホーロー鍋】
内径18㎝ 深さ8㎝ 大きさが中途半端

私は子供時代、すぐ扁桃腺をボコボコに腫らして熱を出す、面倒な娘だった。
その度に、母がコレでお粥を作ってくれていた想い出の【お粥鍋】
昭和のレア物感あるし、蓋もあるし、色も好きなんやけど、目を離すとすぐ焦げる! 
大きさも、カレー作るにしろシチュー作るにしろ小さすぎんねん!

あ!
だからお粥用にしてたんか!!

エントリーNo.3
【死んだ婆さんの裁縫箱】
縦22㎝ 横32㎝ 高さ18㎝ 大きすぎ!

手負いの小動物を入れて病院に運べそうなサイズ。
手芸好きな人には良い大きさかもしれないが、なんぼ私が編み物始めたいうたかて、コレはデカすぎる…。
引き継いだ裁縫道具をそのまま入れているが、気の利いた仕切りポケットなどついてはおらず、持ち運ぶとすぐにグチャグチャ…。
婆さんのことを想うと、使い勝手が悪くても捨てきれない。

エントリーNo.4
【コロナ禍にお寺で配ってたチラシのお札】
ウイルスの侵入を阻止する防犯グッズ

コレは、あるお寺でコロナ禍に配っていたチラシのお札だ。
チラシのお札部分を切り取って玄関に貼れば、疫病も入り込まずに退散!みたいな…アマビエ的な意味で配っていたんだと思う。
その時の私は、インテリアにパンチを効かせたくて、面白半分で貼ってみた。

その後、コレのおかげなのか?
私は職場でコロナ欠勤者が続々と現れても、インフルにすら罹らなかった。
しかし振り返ってみると、私はここ10年くらい高熱を出したことがないし、大病を患ったこともない。
コレのおかげというより、私の血肉が防御してたんじゃ?

そして先日、コロナ劇も去ったことだし、貼ってたことも度々忘れてたし、試験も落ちるバカだから、風邪すらひかないだろう⭐︎と思い、外そうとした。

が…
《コレ外したら、疫病とは関係ない不幸が起こったりしないべか?》
と、一瞬考えてしまった。
たった一瞬そんな事を考えたせいで、急に怖くなってきた。

ここ数年の身辺を振り返ると、大きなトラブルやスキャンダルも無く、平穏無事だった。
それってコレのおかげ?
だとしたら、コレを外すことにより、病気以外の事件、事故、身内の不幸、国際ロマンス詐欺、痴漢(お前が?)など、様々な形でトラブルが起こるかも???
そんな風に思ったが最後…もう、恐れ多くて外せないやん…。

引っ越す時も、このお札を一緒に持っていくべきか?もともとタダで貰ったチラシやろ!と、懸念を振り切って捨てるべきか?

一番手放せない物とは、こういうモノなのかもしれない…。

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