1人アドベントカレンダーを起点に、良い目標設定について考える

はじめに

本記事は2024年の1人アドベントカレンダーの1日目の記事です。

実は今日は12/5です。既にだいぶ出遅れてしまっています。
言い訳をすると、以下の記事をちょっと気合を入れて書きすぎてしまい、力尽きていたのです。

昔の自分なら、きっと諦めて投げ出していたことでしょう。まあ別にやらなくても良い事だし、また機会はいくらでもあるし、↑の記事頑張って書いたし…と理由はいくらでもつけられるからです。

ただ、今の私は違います。諦めません。今からだっていいじゃん!やってやんよ!という気持ちで筆をとっています(実際には電車内でスマホで書いている訳ですが)。

何でこんなに1人アドベントカレンダーにやる気出しているんだろう?と考える中で、前職で目標設定についてまとめてLT(短いプレゼンテーション)をした事を思い出しました。

その内容と絡めながら考察して、1日目の記事としてみます。

良い目標とは?

上述したLTの中で、良い目標は以下を満たすものである、と定義していました。これを便宜上RAMと呼ぶことにしましょう。

  • Recoverable(リカバリー可能)

  • Adjustable(調整可能)

  • Motivative / Exciting(やる気が出る / 楽しい)

また、一般的に良い目標というとSMARTというものが有名なようです。以下の頭文字を取ってSMARTです(どうやらA、R、Tには何パターンかあるようなので一例です)。

  • Specific(具体的である)

  • Measurable(計測可能である)

  • Achievable(達成可能である)

  • Relevant((より大きな目標との)関連性がある)

  • Time-bound(期限がある)

私が勝手に考えたRAMとはだいぶ違いますが、これはこれでそうだよねと思います。

さて、これらを踏まえて今回の1人アドベントカレンダーについて考えてみます。

まず、RAMについて考えてみます。

  • Recoverable: 捉え方次第ですが、最終的に全部埋まればええんやろ!と捉えればリカバリー可能です。

  • Adjustable: 記事の内容をライトなものに変更したり、あるいは「全部埋まらなくてもいいや、書いた日だけ埋めよう」みたいな調整ができます。期日だってまあ自分次第なので、例えば「年末までに埋まればいいや」のように自由が効きます。

  • Motivative / Exciting: 私にとって自分の気持ちを吐き出すというのはやる気が出て楽しいものです。

次に、SMARTについて考えてみます。

  • Specific: アドベントカレンダーとして25本記事を書くというのは目標として具体的でしょう。

  • Measurable: 記事数で達成度は計測できます。

  • Achievable: 不可能なんてことはないでしょう。

  • Relevant: もっと自分の思考・想いを言語化していきたいという目的に関連しています。

  • Time-bound: 強制ではないとはいえ、アドベントカレンダーとして書く以上基本的に12/25が期限です。

ということで、RAM、SMARTどちらの観点でも「1人アドベントカレンダーを書く!」というのは良い目標のように思われます。

そういった事もあり、諦めずにやり切ってやんよ!という気持ちになれているのかもしれませんね。

そして今回SMARTを絡めて考えてみて、Time-boundもかなり重要な要素だよな、と改めて思いました。という事で、SMARTからTime-boundをいただいてRAMをアップデートし、TRAMとしようかなーとか思いました!笑

目標の良さだけではなくマインドが大事

さて、ここまで良い目標について書いてきましたが、書いている中で気づいたことがあります。それは、目標の善し悪しだけじゃなく、マインドが大事だよなーということです。

以前の私は、何をやってもなかなか続かないことが多く、「私は努力ができない人間だ」、「私は頑張れない人間だ」、「ダメ人間だ」と、落ち込むことが多くありました。

理由として、良い目標設定ができていなかった事もあると思います。特に、RAMのM、Motivative / Excitingは無視しがちで、「やるべきだからやらないと」と言ったような目標設定が多かったように思います。SMARTでいうとRelevantが欠けていたということでしょうか。また、期限のない目標設定が多かったかもしれません。

また、当時の感覚として、「もう無理だ、到底達成できっこない」と諦める事が多かったように思います。それは、目標がRAMのRやAを満たしていなかったからなのでしょうか。やはり良い目標設定ができていなかったことがキーなのでしょうか。

それはおそらく違うと思います。大抵の目標はRecoverableで、Adjustableだと思うのです。どうすればリカバリーできるだろうか、何かしら調整して継続できないだろうか、という風に自分が考えられなかった、ということだと思うのです。

そのように前向きに考えられるかどうかは、RAMのM、Motivative / Excitingが大いに関わっている気もします。また、完璧主義のような考え方の習慣も影響してきそうです。つまり、心の持ちよう次第であるということです。

RAMというのは、良い目標が持つ性質というよりは、目標を立てるにあたって自身に問いかけるべきこと、なのかもしれません。

もしつまづいた場合どうやってリカバリーするのか。諦めそうになった時にどう目標を調整して継続するのか。そんな風に修正しながらやり遂げる覚悟はあるのか。

それらに対して答えることができれば、自ずと目標達成できるということなのかもしれません。

マインド面に課題を抱えており目標達成ができていなかった私がたどり着いた1つの答えなのかもしれませんね。

さいごに

ということで、この記事を読んでくださったそこのあなたも、今からだって1人アドベントカレンダー始めるのは遅くないんですよ!(暴論)

あるいは、本来のアドベントカレンダーの在り方を無視すれば、年明けてから「謹賀新年!書初めカレンダー」とかなんでもやりようはある気がします笑

というのは半分冗談ですが、この記事を書いて改めて1人アドベントカレンダーはとっても良い取り組みだなーと思ったので、皆さんに知ってもらえれば幸いです。

私自身も、本記事で書いた初心を忘れずに、今からだって1人アドベントカレンダーを走りきってみせますよ!

ではでは、また次の記事で会いましょう!
読んでいただきありがとうございました!


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