頑張っていた幼い自分への短い手紙
おかげで、現代でいう「精神疾患」を抱えているだろうけど
「明るく問題のなさそうな子」
を演じ続けてきた。
その努力は、今考えても本当に頑張ってきたと思う。
小さいときの自分を褒めてあげたい。
・・・
よく頑張ってたね。
そんなに大変な思いして、ひとりでいっつも頑張ってたよね。
”もう無理”ってゆってもよかったんだよ。
でも、自分が頑張らないと、お母さんが可哀想だからって、
悪の根源である父をどうにか言い負かして、
”自分が悪いことしてる”って気づかせようとしていたんだね。
だって、明らかにおかしいもんね。
クラスのみんなが「パパとママにたたかれたことがない」ってゆってる中で、
ほんとは毎日のように殴られてて、恥ずかしかったよね。
バレるのが嫌で、可哀想って思われるのが嫌だったもんね。
自分で自分のことが可哀想ってわかってたから、
人からも可哀想って思われたら、
自分が価値がないものになりそうで、
価値がないものであると認めるしかない状況になりそうで、
怖かったんだよね。
あなたは、小さいときから賢くて、身体能力も他の子供より秀でていたし、
感受性も強かったし、スピリチュアルな意識も常にある子だから、
その現実を理解できてしまう分、ほんとに辛かったと思う。
これはね、あなたが大きくなってから思うけど、
そんな大変な状況でも、
「明るくいい方向にいくように願っていたこと」
そんないやな出来事があっても、諦めて悪いことをしようと思うことはなかったね。
すごくえらいよ。
よく頑張ったね。