心の音を聴いて。悲しみの音。

むかしから、自分自身の心の感じている
悲しいことや苦しいことから目をそらしてきた。

見て見ないふりをしてきた。

まあ、どうってことないっしょ！
どうにかなるっしょ！

みたいな感じで。

遊んだり多忙にしたりしてるうちに
いい感じに忘れるから
これはいい方法だと思っていた。

失恋したときも
誰かに傷つくことを言われたときも
ひとに殺されそうになったときも

朝まで友だちと遊んだり
めっちゃ仕事したり勉強したり
好きなことに打ち込んだりして
あんまり思い出さなくなるまで
忙しくしてた。

ある程度経つと忘れるから
自分のストレス解消法

というより

自分はストレスを感じない人なんだ
くらいに思っていた。

だから、もう癖のように
マイナスなことは忘れる努力
もしくは
ポジティブに変換して生きてきた。

けれど、去年の春過ぎくらいから完全におかしくなった。

当時、仕事の厳しさで落ち込んでいたが
今まで通り、趣味に打ち込んだりして
忘れる努力をしていた。

いつも通り
悲しみから目をそらしていた。

ストレスの原因となった理由は
忘れることができた。

なのに、ストレス自体はなくならなかった。

どうして落ち込んでるのか
どうして悲しいのか苦しいのか
その理由は忘れているのに

悲しみや苦しみだけは残った。

ストレスだけが残った。

それはもうとてもモヤモヤだらけ。

勝手に涙が出てくる日々だったから
相当、狂っていた。
いや、今も狂っている。

というか、もしかしたら
今までの生き方のしわ寄せが
ドンっと来たのかもしれない。

何が悪いのかわからずに
仕事も遊びもなにもかも一旦やめて
考えることを全てやめた。

ギリギリ生きている感じ。

ほとんどなんにもしていない。

完全に心が病んでいた。
このことはいつか他の記事で書きたい。

そして、しばらーく
なんにもしないことを続けたら
途中でふと悲しみに向き合う瞬間ができた。

なんで悲しいのかなんで苦しいのか。

というか、今悲しい？苦しい？
って心に問いかけたり。

心の鳴き声というか泣き声というか
なんか音？を時々聴けるようになった。
これは本当に大きな進歩だった。

誰かと会っているときも
今まできっと無理して笑っていたところで
心の泣き声みたいなグググって音が聴こえて
あ、これ、頑張っちゃダメなやつだ！
苦しいんだ！
って少し気付けるようになった。

悲しみに向き合うことの
大切さを知った。

いま、自分は悲しくない？苦しくない？
そして
なぜ、自分は悲しいのか苦しいのか
どうしたらそこから抜けられるのか

と、一度立ち止まって冷静に
自分の心と向き合う。問いかける。

自分の心の声に耳を傾ける。

これが本当に大切だということに気付いた。

グググーって苦しそうな
心の音が聴こえたら

もう、そっとその場から立ち去る
今、自分は苦しいんだよ！
って認識して、休む。

自分は想像の5倍くらい弱かった。
もっと自分は強いと思ってた。
まじで、大抵なんでもへっちゃらだと思ってた。まじで。

悲しみや苦しみに鈍感になってはいけない。
悲しみや苦しみに鈍感になってはいけない。

無視してたら

どんどんどんどん
心が曇っていくみたい。

一回、悲しみに向き合って
冷静に立ち止まったら
心が少し晴れる経験ができた。

そこで初めて、今まで心が曇ってたんだ
ってことに気付けた。

ほんと、曇ってるときとか
堕ちてるときって
なかなかうまく自分じゃ気付けない。

多分、気づけるコツがあるはずだから
それはこれから学んでいきたいけど。

とにかくできる限り
自分の心の声を聴いて
そして素直に心の声に従うようにするべき。

って、去年学んだんだけど

多分、いま、めーっちゃ心曇ってる。

すりガラスみたいに。

だから、どこかできっちり
向き合わなきゃと考えてる。
（きっちりとか、ちゃんととか、あんま良くない気がする、心に。だから適度に。）

1人じゃ無理だから
彼女に助けてもらおうと思ってる。

いつも人に頼るときは
本気で終わる一歩手前くらいまできてるから
もっと早めに人に助けを求められるように
ならなくてはと思う。

ちなみに、今は、本気で終わる一歩先って感じ。

俺は1人じゃ生きていけない。

人に迷惑をかけるのは仕方のないこと。

もっと、自分を知って認めて受け容れて

愛して愛して愛していこう。

まとまらないけど、いっか。

俺は素晴らしい。