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最近の記事

梅雨明けとガパオ

裏庭のハーブがニョキニョキ育っているので、ガパオやら鶏もも肉のハーブソテーやらを作ってみた。 相変わらず盛り付けは酷い。一人で食べる昼飯なのだから許してほしい。 セロリの苗をもらって7株育てたのだけど、どれもよく育って、強過ぎて食べるのに難儀する。この写真のものはまだ小さい方で、この前収穫したものはこの倍くらい大きく強くなった。ガパオに刻んで投入する。ガパオの挽き肉は豚で、生粗挽き。ほぐし過ぎてはいけないので、肉より先にまず強いセロリを油もなしで炒めてやっつける。少しばか

    • ブラームス交響曲第2番、ヤニック・ネゼ=セガンとアーノンクール

      ヤニック・ネゼ=セガンの新譜でブラームス全集を聴く。第1番はそのテンポにまず驚く。バーデン・バーデンでレコーディングされたそうだが、彼の地でブラームスは少し小躍りだったのかしら。21世紀のブラームスはどこか土の匂いがしつつ、「ゲルマン的な重厚さ」よりも19世紀の多民族ヨーロッパを感じさせる。 2番の美しいフレーズに、想像の先のスラブ的な響きを聴く。そしてアーノンクールがベルリンフィルとともに録音した2番に帰る。ネゼ=セガンは室内学的なアプローチをヨーロッパ室内管に求めたそう

      • 庭の野菜でパスタ(盛り付けは気にしない)

        パスタを盛り付けるのが苦手。くるくるっと巻くのが得意ではないというか、好きではない。「早く食べなよ」とパスタに言われている気もするし、そもそも湯気をなるべく外に出して雑な香気を逃がしたいのに、何故巻くのか。できればトングか菜箸で「グッ」と掴んで、バサっと盛るのが合理的だと思う。 しかし熱々でパスタを口に入れるのも乙ではない。なにやら北イタリア人は、常温でないと味がわからないだろ、というモットーらしい。ゴウニイレバゴウニシタガエ。 庭に生やしているバジルとルッコラ(夏で弱っち

        • ギャルリ・ミレー、ぶりゅっととやま!みられ展

          月一の富山訪問も半年。今回は縁あってギャルリ・ミレーへ。ミレーやクールベの原画は素晴らしかった。故郷の後藤美術館を思い出す。 バルビゾン派は母が好きで、後藤美術館は帰省の際に何度か足を運んだ。今、あの収蔵作品はどうなっているのだろう。貴重なコレクションだったと思う。 http://www.gmillet.jp/images/240511.pdf 入り口のスペースで企画展もやられていたのだけど、その中のシノタケさんの作品の集中力に引き込まれた。段ボールにサインペンや絵の具で

          烏丸蛸薬師、もののけ、DAO

          京都暑かった… 村上隆もののけ的な展示は良かった。「何事かを成し遂げる気概」が、シニカルな「言い訳」の行間から、作品の文字通り物量から感じられた。圧倒される作品もいくつか。個人的には、DOBの新作の構図が大変気に入って、珍しくロンTなど買ってしまった。何か「こと」の時に身につけて、その気概と進取の気持ちを頂こうと思う。 IVSは2年目の参加。会場選定は難しい。個人的にはみやこめっせの方が適度な分散と集中が高揚と緊張を生んでいて良かったように思う。CRYPTOサイドの盛り下が

          烏丸蛸薬師、もののけ、DAO

          静岡、人宿町から泉ヶ谷、工芸とリトリートの里

          樹木は蒸散を行うことで、天然のエアコンになる。都市設計に緑を組み込むのは常識、しかし日本ではそれが行われず、ヒートアイランドに拍車をかけている。小さな木でも一般エアコンの2台分、大きな木だと10台分にもなるという。 ダイバーシティの観点は重要だ。人は育った環境、見てきた景色から抜け出すのは難しい。旅人、観光客の視点を持つことができる人間は限られる。私はそういう意味では寅さんみたいな人間になりたいと思う。 昨日は静岡の人宿町、丸子、匠宿、和楽。今日は京都へ。泉ヶ谷 工芸の宿 和

          静岡、人宿町から泉ヶ谷、工芸とリトリートの里

          レイハラカミ「広い世界と せまい世界」

          明日からIVSで京都。湿度すごそう。梅雨の京都は行くもんじゃないんだ。 京都というと鴨川の風景を思い出して、するとレイハラカミが聴きたくなります。「広い世界と せまい世界」こんな音源がでていたのね。デビュー前のテープからリマスタリングされたらしい。4トラックのMTRという単語で、自分の高校生の時の機材を思い出す。 馴染みのある土地に行こうすると、そういう色々なことを思い出す。 カバー写真はここから  iTS限定でしたね

          レイハラカミ「広い世界と せまい世界」