音楽番組の考察から感じた、クオリティの重要性

ご訪問ありがとうございます!
国際イメージコンサルタントのyoricoです。

1.前提:そもそもなぜこの記事を書くのか


イメージコンサルタントとしての記事をたくさん書いていった方がいいだろうと思いつつ、そもそもイメージコンサルタント自体がそんなに認知されていない職種なので、
まずは私自身に興味を持っていただきつつ、イメージコンサルタントにも興味を持っていただけたらなぁという思いがあります。

興味を持っていただく上で、キャッチコピーにもしているほど
ロジカルに分析するのが好きなので、

・日々自分の頭で考えていること
・子育てでロジカルを意識していること


など、ロジカルに関連する発信もたくさんしていこうと思っています。

この前提がないと、なぜイメージコンサルタントと全然関係ない記事を書いているかが伝わらないと思うので、書き記しておきます(笑)

2.本題:音楽特番を観ながら夫と話していて共感したこと


さて、前段長くなりましたが
年末、2020年を振り返りつつ 音楽特番を観ながら夫と話していて思ったことを書き残しておこうと思います。

夫と音楽特番を観ていて、お互い共感したのが

「アーティストが全然分からない(知らない)」
「アーティストに全然惹かれない」

ってことだったんですね。


3.テレビからわかる時代の変化を分解


それってなぜかって、恐らくテレビで認知しているからなんですよね。

どういうことか?
つまり、

①ストーリーやプロセス(バックグラウンド)を知らないと興味すらわかない
②バックグラウンドありきでないと売れにくい
③テレビの役割の変化

ということです。

4.①ストーリーやプロセス(バックグラウンド)を知らないと興味すらわかない


更に分解していきましょう。

バックグラウンドを知らないと興味すらわかない
とはどういうことか?

・テレビに出るハードルが下がっているということ
・ハードルが下がったことで 圧倒的なクオリティを持つアーティストがなかなか出てこない


ということを感じたのです。

MISIAを思い浮かべてみてください。
彼女はデビューしたときから 圧倒的なクオリティで、みながそのクオリティに衝撃を受けたかと思います。

そういう、時代を象徴するようなアーティストがなかなか出てきにくいのだと思います。


5.②バックグラウンドありきでないと売れにくい


この変化は、音楽業界では AKBが発端のような気もしています。

秋元康プロデューサーが、アイドルのブルーオーシャン

「会いに行ける」
「身近に感じられる」
「成長過程を見ることで根強い、コアな応援団(ファン)を作る」

であることに気づき AKBを作ったあたりから、

・クオリティが低くてもまずは世の中に出す!
・ストーリーやプロセスをシェアしていく!


という文化がうまれたのではと考察しています。

よく言えば、挑戦するハードルが下がったのですが
悪く言えば、挑戦しやすくなったことでクオリティの低いアーティストが増えた
のではないでしょうか。

そうなると、バックグラウンドありきでないと売れにくくなっているとも考えられます。

クオリティが低くなっているので、バックグラウンドを知らないと興味すらわかないんです。
時代を象徴するほどのインパクトがないから、正直印象にも残りにくいです。

6.③テレビの役割の変化


SNSが進化して、昨今の認知行動は

1:SNSで知る→テレビで取り上げられる
2:テレビで取り上げられる→SNSやGoogleで検索して深く知る


という傾向にあることは、読者のみなさん自身がよくご存知かと思います。
実際、ご自身もそういう行動しているでしょうから。
1のユーザーにとってテレビは「認知する」媒体から「確認する」媒体になっているんですね。

2の行動パターンもあり、テレビの認知力はいまだ圧倒的なインパクトがあります。

最近、youtubeを見る人が増え youtubeで認知する人も増えていると思いますが、youtubeは好みをレコメンドされてしまうことから 似たようなコンテンツに認知が偏るので、認知の新規開拓にはあまり向いてない媒体なんです。

人からオススメされるにしても、時間がかかる。
みんなレコメンドされてるから 話題も分散される。

なんとなく見ていることによる、偶然の発見も少ないわけです。
(テレビとの比較で述べてるので 無いわけではないです)

そういう意味では、テレビで認知することは いまだ大きな価値があると思います。

youtubeが出てきたことでテレビの価値が落ちたと思う人もいると思いますが、私はそうは思わないんですよね。
価値が落ちたというより、役割が変化しつつあると考えます。

7.クオリティの重要性


以上のことを踏まえて、今後どうなっていくか?

ポイントは、

・バックグラウンドを知らないと売れにくい

・時代を象徴するほどのインパクトがないから、正直印象にも残りにくい

だと思っています。

取り上げられるハードルが下がったこと、
無料で自ら発信する媒体が増えたことで、
駆け出しの新人が挑戦しやすい時代になったとは思います。

ですが、裏を返せば 上記ポイント2点になるわけです。

今後、似たようなバックグラウンドも増えていくでしょう。
時代を象徴するほどのインパクトもなかなか出てこない。
だからこそ、クオリティをあげることを意識するのが大事なのだと思います。

恥ずかしながら、MIYAVIを知らなかったのですが、テレビで彼のパフォーマンスを観たとき圧倒され、興味を持ちました。

そして例に挙げたMISIA、彼女は何のストーリーも語らないですよね。

本来、バックグラウンドがなくても人を惹きつけるほどのクオリティがあるからファンがつくはずなんです。

もちろんMISIAやMIYAVIレベルで有名になるほど 売れたいと思ってない、稼ぎたいと思ってないかもしれません。
でも、似たようなバックグラウンドが今後増えることを予測すると、

・クオリティを高めること
・独自性を持つこと

がこれからは、今まで以上に必要とされる時代になると思います。

情報量多すぎですから、今の時代。
似たようなバックグラウンドに感動しにくくなりますし、見る側の目が肥えており 情報もすぐ手に入るから、本物を見分けるスキルが応援する側にもついてますよね、既に。

個人が挑戦しやすいってことは、埋もれやすいということでもありますよね。

どういう応援団を作るかは、誰をターゲットにしたいかによるので 人によって異なりますが、確かな応援団を作りたければ、
浅いファンをたくさん作るより、自身が提供するサービスの「クオリティ」に価値を感じてくれる、コアなファンになりうる人を少数でも集めた方が絶対良いと思っています。

ファンの質を高め、共感率を高めるということです。

どこまでのレベルに達したいか次第でもありますが、※応援団の母数 が多ければ良いということでもないと思います。
※SNSでいえばフォロワー数が該当します

そしてクオリティを上げるには、実践と学びを繰り返し、独自性を持つこと
だと思います。

バックグラウンドはあくまで、
クオリティを上げる過程として 実践のチャンスを得るために伝えるもの
と捉えておいた方が良いと思います。

独自性もいきなりは出ないですからね。
クオリティが上がらなければ 質の良いファンは継続的にはついてくれない時代に、もうすでになっていると思います。

最後は当たり前すぎる話で着地しましたが😂
あくまで私が考えたことなので、異論もあるかと思います!
別の見解があったらぜひぜひ コメント欄にお願いします^^
こんな感じで持論ロジックをこれからも投稿していきますので
楽しんでいただけたら幸いです♪


また読んでくださいね!

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