連載(39):人類の夜明|奉仕世界の教育「常識人に育て上げる」
常識人に育て上げる
私たちは、祖父母や父母がいるからこの世に生を受けることができました。
そう考えれば、祖父母の恩や父母の恩を忘れるわけにはいかないでしょう。
また兄弟姉妹や友人がいるから、心豊かな人生を歩むことができるのです。
そして、私たちの血肉になってくれる生き物たちの犠牲があるから、私たちはこの世で生きていけるのです。
そう考えると、自分の周りのすべての物、すべての生き物、すべての環境に感謝しないわけにはいかないでしょう。
またそういう気持ちになればこそ、人としての常識も芽生えてくるはずです。
すなわち、
○ ありがとう!、の素直な言葉。
○ すみません!、ごめんなさい!、の謙虚な態度。
○ おはようございます!、こんにちは!、さようなら!、のすがすがしい挨拶。
○ いただきます!、ごちそうさま!、の感謝の気持ち・・・。
このような言葉が自然に出る人間に育てることが大切なのです。
ですから小学校における教育の相当時間は、この徳育教育に振り向けられるべきでしょう。
(つづく)
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