私のミッション #2 加害者も被害者も暴力に気がついていない
日常の中で色々な方とお話をする機会があった時に「え?そんな酷いこと言われたの?大丈夫??」と驚いて尋ねると、相手からは「言われて当然です。私が悪いので…」とお話しされて、二重に驚くことがあります。
ポッドキャストのラジオde経営学でお話させていただいている社会人佐藤ゼミの今川です。
こういう場面に出会うととても心が痛みます。
おそらく言っている方(わかりやすく加害者と表現)も正義だと思って、相手に言っているのでしょうけれど、伝え方というものがあるのではないか?と感じます。
また、言われている方(わかりやすく被害者と表現)も仕事や勉強ができない自分が悪いと思って、言われても仕方ないと思っているのでしょうけれど…
「出来てないこと」と「攻撃的な言葉を言われて傷つけられたこと」は分けて考えて欲しいと感じます。
「出来ない人」は「傷つけられていい」ということにはならないのではないかと感じます。
それに!!…ですよ、こういうふうに加害者も被害者もお互い気が付かないのは悪循環だと思います。双方の間での暴力に気がつかないばかりか、出来ない人は傷つけても良いという価値観が周りにも波及して、その集団で1番できない人がターゲットになって次々に広がっていきます。
暴力の被害者が別の場面では加害者であることは珍しくないようです。
例えばですが、家庭内で虐待されているお子さんが、学校ではお友達に暴力を振るう加害者になることがあるようです。
暴力というと身体的な暴力を思い浮かべる方も多くいらっしゃるかもしれませんが
ハラスメントや無視や処遇を悪くするなど立場や権力を利用して精神的な苦痛を与えることも暴力です。
仕事場で社会人としての成長を求められたり、創造的なアイディアを求められたり…創造的な人材が求められる社会ではありますが、そもそも、暴力があるような、人として大切にされていない会社では良い人材は育ちにくいよなぁと感じます。離職にも繋がりますよね。
みなさんの職場ではどうでしょうか?
出来ない人を責めてませんか??
出来ない人は責められて当然という価値観がありませんか?
誰しもが1人の人として大切にされるべき存在だという温かさって必要だよなぁと感じます。
…と色々考えるといつも最後まで書ききれなくなって煮詰まってしまいます。(苦笑)
本日はこの辺で!!
またお付き合いくださると幸いです。
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