昔から人間関係で苦手なこと…大人になってからも悩んでいらっしゃいませんか??
ポッドキャストのラジオde経営学でお話しさせていただいている社会人佐藤ゼミの今川です。
仕事をしていて疲れたりくたびれる原因の一つに人間関係がありますよね。
みなさん、今の職場で疲れていらっしゃいませんか??
人間関係で疲れ果てて転職しても、転職先での人関係で再び悩む…転職しても結局は同じようなことで困ることってよくあるように思います。
ヘッドハンティングとかでなければ転職すると大抵はお給料も下がったり、勤続年数が短くなる分退職金が低いという状態を招くため、人間関係に疲れたら転職繰り返せばいいや!ってことにもなりにくいですよね。
私なりに少しこのことについて掘り下げてみますと…人間関係の中で疲れるということは、その中で何かしらの無理をしているため、その先に待ってるのは無力感のように思います。
無力感は自分の無理していることに気がつくサインで、このまま無理し続けると自分が壊れてしまいそうになるのを防止してくれる感情の安全弁…だから辞めたくなる。疲れすぎて無力感を感じるのは理にかなっていることなんだと思います。
そんな話を教えてくださる尊敬する精神科の先生がいらっしゃって学ぶ機会があり大変有り難く思っております。先生、いつもありがとうございます!
疲労困憊し無力感に襲われて、無理をしている人間関係から離脱する(転職する)のは、一時的な措置としてすべきこと(自分にとっての安全を確保することは妥当)だと思いますが…転職を繰り返し生涯それを繰り返し続けるのは苦しいですよね。
しかし、誰しもが転職を続けるわけではなく、その中で人は成長して何かを克服していくケースもあるように思います。
みなさんはいかがでしょうか?
仕事の内容よりも人間関係でいつも悩むなぁって思うことが私は多いです。(苦笑)
では、成長する、克服するってどういう状態なのか??
偉くなることで権力で人を自分の思い通りにすることが克服でしょうか??
組織の中で異動して、周りの人が変わって楽になることでしょうか?
仕事の実力がついて自立できることで人間関係が変わっていくことでしょうか?
(例えが偏っててすみません。)
私の私見ですが、立場が変わっていくと一時的に解放される何かはあっても、それは克服ではない気がします。環境が変わるとまた戻ってしまうので…。
というように考えると本質的な克服すべきことは周りの環境(人的環境を含む)ではなく"自分の中"にあるように思います。先ほどお伝えした"安全弁"が機能している理由…無理している理由は何か?ということです。
私のケースで恐縮ですが、私の場合は相手に合わせすぎて距離(心の距離も含む)が近くなることが多いみたいでした。
相手と距離が近いとどうなるかご存知でしょうか?
わかりやすいのは親子関係のように思います。親と子は距離が近いので、相手に対して自分の期待を押し付けたり、自分の不安を払拭するために何かを強要してしまい、お互い傷つけ合うことがよくあるように思います。(もちろんそうではなく、お互い程よい距離感で干渉しすぎない親子関係の方もいらっしゃるとは思います。)
相手と距離を適度に取れること(必要に応じて近づいたり、距離を取ったり調節できること)は、無理しない人間関係には必要みたいです。
距離を調節するためには、自分にとって心地よいのか、心地悪いのかがわかる…快、不快の認識をする必要があります。
距離が近すぎて心地悪ければ"離れる"…このことが出来ればいいわけですよね。
しかし、私は自分の心地悪さに気がつかず、仕事だからやらなければと思って、距離が近すぎて心地悪くても離れられませんでした。そうやって無理な距離で我慢して仕事を続けた結果、安全弁が作動して無力感に襲われたという構造だったのだと思います。
職場の名医に言われました。
「.今川さんは距離が近い」と何度も指摘されて、その時は何でそんなこと言うんだー!!と腹を立てていたものの、先生と色々な勉強をしていく内に気がつきました。
私が無力感に襲われるのは自分の外側の環境で疲れてるのではなくて、自分の中の心地悪さを感じないような癖をつけ我慢してしまったから、相手との距離を調節できずに苦しくなっていたんだなぁ…と。
今は自分の心地悪いことを正直に素直に感じる練習をして、心地悪い関係が少しずつわかるようになってきました。
相手に共感しすぎてしまったり、相手に合わせすぎてしまう人はいつの間にか相手との距離が近くなってしまうことが多いかもしれません。
みなさんはいかがでしょうか?
周りの人に合わせすぎてくたびれてませんか?
人との距離について少し意識してみると…そしてその距離を調整してみると心が軽くなることもあるかもしれません。それが上手くできるようになると人間関係で無力感に襲われることが減るかもしれません。
仕事だから、〇〇しなければならない
親だから…子どもに〇〇しなければならない
子どもだから…親に〇〇しなければならない
と思って自分に鞭打って強制させて一生懸命になりすぎると、いつの間にか相手との距離が調整できなくなり近すぎてお互い苦しいかもしれません。
無力感は安全弁…無理しないでという自分の内側からのメッセージかもしれません。
頑張りすぎは逆効果なことがあるかもしれません。
本日は精神科医療に寄ったお話しでした。
週末はリラックスして心も身体も回復なさってください。
週末のリラックスのお供に…もしご興味あればよろしくお願いします(^ ^)↓↓↓
経営学は楽しくリラックスしてポッドキャストで聞き流すのがオススメです。佐藤大輔先生の声はもはや音楽かもしれません。(笑)
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