みちしるべ
私が大切にしていることについての話です。
私は、私のことを思って発せられた言葉を大事にしています。
相手の私への愛の深さは関係ありません。ただ、私や私の作ったものについて少しでも真剣に考えてくれた相手の言葉には、真摯に向き合いたいと思っています。
あなたの為を思って、なんていう枕詞と共に押し付けられるお節介や、自分自身が気持ちよくなる為の綺麗事には、なるだけ騙されたくないです。
あとは、写真を撮る人間として、目に留まったものはできるだけ写真に収めるように心がけています。
街で心惹かれたものを素通りする度に、私は感性を殺しているような気になります。
写真を撮るためには勿論、インプットをするということも大切なことだと思います。しかしそれだけではなく、自分の感性に素直でいるということも重要だと感じています。
無理やり抑え込まずに、自分の感性が確かにあることをわかっていれば、作品をつくる際に道標の一つになってくれる筈です。
少なくとも、私はそう信じて写真を撮っています。
よろしければサポートをお願いします。心身ともに少しでも健やかでいられるような何かに使いたいと思います。