今田ねむ太

写真を撮って文章を書いて、稀に絵を描く。情緒不安定で耳障りな悲鳴を上げたいのに他人にとってうるさいものだから口を塞いでいる。使っている写真は全て自分で撮っています。

今田ねむ太

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    どこかに投げた日記です。

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    私の書き散らした短歌らしきものをまとめています

最近の記事

ヨルシカライブ【盗作】を経た諸々

永遠の在り処をよく考える。 私とあの子の目が合った瞬間、確かに永遠はあった。彼女ともう会えなくとも。遠くで産んだ子供が私の前に現れようと、或いは歩む道半ば膝を折り、燃え尽きてしまっても。それでもあの時、黒く大きな瞳は私を映していた。私のことなど彼女は覚えていない。それでも私にとっては永遠だ。 いつだって永遠は記憶の中にある。情動が濃縮された記憶の一瞬、それこそが永遠なのだと私は思っている。 記憶が魂を形つくるなら、彼女は私の魂に今も在るのだろうか。言葉を持たない彼女達も、私の

    • 手を引いてくれたのは、なだらかな坂道を下れたのは

      もう既に前回何を書いたのか記憶にない。 最後の更新がいつだったかすら覚えがない。確認する気も起きない。 とにかく毎日家から出るのが億劫なら、トイレに行くことにすら時間を要する。 いつもはなんとなくゲームをして過ごすこともあるが、今日はそれすら面倒に思えた。 部屋は相変わらず汚い。病状は変わらないし、もしかしたら悪くなっているかもしれない。 なんとか外に出て、精神的に広義で生活に障害がある若者向けの相談所を頼った。引きこもりなども多いだろうに、来所方式の場所が多い。私

      • 聖者などいない

        そもそも誰も傷つけない人間などいないと思っている。 どんなに優しい人でも、誰かを傷つけている。悪意ばかりが原因ではない。優しさや無意識の内の言動、常識だと刷り込まれたものさえ原因になりうる。 そもそも人間とは、母の腹の中で新たな人間として形成され無理やり小さな穴を押し広げ誕生するか、裂いた腹から産まれるものだ。母も腹を痛めているが、そもそも新生児本人に許可なく生み出される。許可の取りようなどないから、当たり前の話だ。父親は何を痛めるかというと、日本の場合は大抵懐を痛めるの

        • 当たり前や普通ほど希少なものはない

          こんにちは。 最近は調子が本当に悪く、病院にも行けませんでした。 当たり前のように、毎日飲んでいる薬が足りなくなります。服用を急に止めると心身に不調が現れる、離脱症状という状態が起きる薬も多いです。普通に生きていく為に足りない脳内物質などを、薬効によって補って日々過ごしているのですから、今まで当たり前に分泌されていた脳内物質が欠乏すればきっと脳もびっくりしてしまうのでしょう。中でも私の飲んでいる抗うつ剤は、離脱症状が短期間で起きやすいものです。 私はADHDですし、薬の

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        記事

          つきまとう死の匂いと、逃避のため疾走するのか壊れてしまうか

          物心ついた頃から、私は死を身近に感じていた。不出来な子供だという自覚があった。トボトボ一人で死を願う歌を自作し口ずさみ帰る通学路。そんな子供が思春期を迎え、上手く立って歩き続けられる訳がなかった。 どうにもならない思春期を過ごしている間、共にあったのは神聖かまってちゃんの曲だった。ライブにも行ったことがある。どれもセトリすらもう覚えていないけれど。 ※過激でネガティブな歌詞を含みます それから色々あった。どうにもならない思春期はどうにもならない人生になっている。私はもし

          つきまとう死の匂いと、逃避のため疾走するのか壊れてしまうか

          一線を超えたこと、まだ戻れると信じられる希望

          こんにちは。 現在の症状や困りごとについて医師に明確に話せる為にも、文章に纏めると表明しつつまだできずにいます。まとめようという気持ちが既にどうでもよくなりつつあるのです。症状なんて書いて分かってもらおうとするなんて、そんな希望は抱くだけ損なような、そういう風に思えるのです。 私は今まで上手く酔えないのを理由に飲酒せずに生きていましたが、頭が重くなれば動けると気付き毎晩酒を飲んでいます。相変わらず酔った感覚はちっとも楽しくなくて、ただ頭を重く顔を熱くするために飲みます。き

          一線を超えたこと、まだ戻れると信じられる希望

          ここ最近と今日という明日や明後日の話

          ここのところは天気のせいもあってか、ずっと調子が悪いです。調子に乗って増長する希死念慮に「封じられし封印が……解けるッ!」等と言っていないと今すぐに明日のための細々とした行動を放り出してしまいそうな日々です。 少し前に、地域の相談所へ行きました。幼少期のあれこれから今の困りごとなどを聞かれたのですが、それらを上手く話せた感触がないので、別記事にて簡単にまとめてみたいと思います。 すごく個人的でセンシティブな話なので、有料記事にします。 調子が悪いと衝動買いが増えてしまう

          ここ最近と今日という明日や明後日の話

          多様性、精神刺激物質への感度の違い

          こんにちは。 突然ですが、コンサータが効きません。 現在上限一歩手前まで処方されているのですが、飲んでも変化がないのです。飲んだ時も日中は眠くなり寝てしまい集中は散り時間には遅れ、飲み忘れた日と同じクオリティーの一日を過ごします。 これは私だけがそう思い込んでいる訳ではなく、数日共に過ごした家族も同じように言っていました。 以下は医学的知識のない私の個人的な意見ですので、正しいと思って鵜呑みにしないでください。 ADHDでも私と同じようにコンサータが効かない方、もし

          多様性、精神刺激物質への感度の違い

          機能不全家庭のサラブレッド、または社会不適合要素のミックス

          こんにちは。 今日はご機嫌な陽気に合わせて能天気なことでも考えてぼんやりして過ごすのが一番幸せだと思います。幸いなことにまだ学校は休みですので、そんな風に有意義に時間を無駄にすることだってできるのです。 ですが、ずっと書こうと思っていた家庭環境についての個人的な考えを書き留めておこうと思います。 以下の内容は医学や心理学などの書籍や論文にはほぼ全く触れていない私の、根拠の乏しい個人的な考えになります。鵜呑みにはせず、この記事を元に個々の考えを深めて頂けると幸いです。

          機能不全家庭のサラブレッド、または社会不適合要素のミックス

          私にだけ正解があった頃の話

          文章にリズムがあるという話を見て、ふと昔のことを思い出しました。 私は、周りと比べると恐ろしいほどに文章を書き終えるのが早い子供でした。昔は、何故みんな文章を書くことに苦労するのか、全く理解できませんでした。 体が弱く風邪をひきがちな私は、昔から本を与えられて育ちました。殴って調教する血縁者に飼育される時間が長かったので、小学生になれば失敗のない宿題を好んでやりたがりました。音読はそれこそ、宿題に出れば一日の宿題で十回でも読んでいました。 そこで得た特殊能力が主語述語を

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          短歌もどきまとめ その2

          唇千切れど無味、すぐ褪せる口紅だけが知る私の呼吸 好きでした四方八方殴る君の強がり、痛む頬が熱い 化学で成る知恵の実ざらざら毎夜飲み干すだけ、つみを負った生 メーデー。ここにいる、空のボトル段ボールビニールの部屋に浮いて ねむたい時とろり脳髄こぽこぽ肺に満ちて口から溢れる ぶっては蹴って躾けられてた獣一人じゃ、だってこんな暗闇 人じゃないよ、ただ激情の入った器自分でも手に負えない 三秒に一度よぎる(もう無理かも)に身一つで溺れ喘ぐ夜 誰よりも心音は早くて仕事は

          短歌もどきまとめ その2

          みちしるべ

          私が大切にしていることについての話です。 私は、私のことを思って発せられた言葉を大事にしています。 相手の私への愛の深さは関係ありません。ただ、私や私の作ったものについて少しでも真剣に考えてくれた相手の言葉には、真摯に向き合いたいと思っています。 あなたの為を思って、なんていう枕詞と共に押し付けられるお節介や、自分自身が気持ちよくなる為の綺麗事には、なるだけ騙されたくないです。 あとは、写真を撮る人間として、目に留まったものはできるだけ写真に収めるように心がけています

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          短歌もどきまとめ その1

          私なら全部を無駄にできるよ価値も善意も蜜柑の果肉も こもる熱、布団捲れば羽ばたき逃げる剥き出しの素足残して 私には私の孤独ぬるくなるカップ麺の汁テレビの音 足先が冷える顔は熱い迷子は世界の温度がわからない 私のためじゃなく咲いた花を噛み潰して食べたい君は綺麗 薬を飲み込む一瞬きり感じる救いは流れ星のしっぽ いつか人参育てたいペットボトルの死体いくつ踏む部屋でも しょっぱいならうんと砂糖足そう二十五を過ぎた体、舌の上 梅はもう果物でしょう、この匂い。バナナもおや

          短歌もどきまとめ その1

          何一つ大切にできない話について考える 短歌をいつかまとめる アイコン描く 探しものが下手な話も書く おねだりの話は日記でもいいかも

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