子どもがなんでもイヤイヤする本当の理由とは?〜その1〜
おはようございます^^
イヤイヤ期専門家
イライラママサポーター
田中みゆきです♡
さー!
今回も行きますよー。
シリーズ投稿♪
「子どもがなんでもイヤイヤする本当の理由とは?」シリーズです。
(今回も間違いなく長文になると思いますので、最初からシリーズ化しときますw)
まずははじめに。「イヤ」ってすること、されること、どう感じてますか?
と言う話からです。
人ってね。
いろんな感情がありますよねー。
嬉しかったり、
悲しかったり、
笑ったり、
怒ったり、
悔しかったり。。。。
他にも微細に分けていくと、
もっともっと細やかな感情や感性も
あると思います。
あとはモヤモヤしたり、イライラしたり、
何か違和感を感じたりっていう
感情としてガツンとは出ないけど
「あれ?なんかおかしいな」
「なんか胸のあたりがモヤモヤする」
みたいなのも、その感情の予備軍だと思ってます。
この感情や、予備軍をまずは後回しにしない。
その感情に気づいてあげる
感じてあげる
出してあげる
ってこと。
声を大にして言いますが、
これって、ホントにホントに
ホントーーーーに大事なことなんです。
それなのに、
この時、
なんか後ろ向きな、嫌な感情だからと、
そんな自分を見たくなくて
無いものとしたり、感じようとしなかったり。
あとは、その感情が辛すぎて
感情そのものに蓋をしてしまったり。
(これはその時のショックや感情が本当に強すぎて、耐えられないくらいの時。
自分を守るために知らず知らずのうちに感情や、そのときの感覚、記憶自体に蓋をする場合もあります)
もしくは、
感情を出すこと自体をダメなこと
いけないことだと思っていて、
我慢してしまう、って場合もあるかも。。。
そんなことを繰り返してしまうと、
実は、その本当の感情を感じたり、表に出すことが更にできなくなります。
そうすると、
その感情は行き場がなくなって
でも、しっかりと
自分のどこかに蓄積されていくのです。
(そして、あるタイミングで爆発。。。
なーんてことも)
あ、あとは、
感情が出せない環境って場合もあるのかな。
自分では感情を出そう、
出したいと思っても、
例えば、それを出しても大丈夫だと思えない、
安心して感情を表現できる環境ではない場合。
こんな場合は余計に、
感情を出さずに蓋をしなくてはならない状況、
我慢しなくてはならない状況、ということもあると思います。
でもね、
まずは言いたい。
イヤイヤ期じゃない、
もう大きくなった、大人なあなた。
感情ちゃんと出してますか?
感じてあげられてますか?
イライラ、モヤモヤしてもつい我慢して
見ないふりしてませんか?
イライラしたり、怒っちゃダメって思ってませんか?
自分が我慢すればきっとうまくいくからと、周りに気を遣って、自分の感じた感情や感覚を後回しにしたりないがしろにしてませんか?
はい。実はこれね、
ぜーんぶやってました。
私も。
それも、そんな自分自身にも
全く気付かずに
30年以上も自分を後回しにして
ないがしろにして過ごして来たんです。
それに気付かないままでいた自分を
最近知り、改めてビックリしたり、
ガーンとショックを受けたり。。。
でも、だからこそ、改めて
イヤイヤすること。
感情を感じたり、出してあげることの
大切さを実感することができたのです。
↑このイヤイヤ期辺りから、そんな葛藤や感情を自分でもしっかりと味わうことが大切なんですね♡
大人自身にまずは知って欲しい。「イヤイヤ」することの大切さ。
でね、そんな経験もあったから
実体験を含めて言うんですけど、
自分の感情を後回しにしたり、
相手の感情を優先したり、
感情そのものをないがしろにし続けていくと、
自分では喜怒哀楽やいろんな気持ちを感じてる〝つもり〟なんだけど、それを実はしっかりとは感じられなくなります。
フィルターがかかっているような、そんな感覚といえばいいのかな?
そして、抑えることが上手になりすぎて、感情を出してあげることも難しくなります。
(感情を抑えることがクセになってしまい、自然とその出さない状態、感じない状態が当たり前になってしまうわけですね)
そして、その我慢したり抑えることが当たり前になっちゃうと、
本当の自分の感情や感覚がわからなくなる=
【本当の自分】ってものがわからなくなっちゃうんです。
そうやってずっと過ごして来たから、
そうではない「今」にさえも気づかない。
(私のように何十年も、と言う場合もあると思います)
でも、それは【本当の自分】の感情や感覚ではないから、
何をしててもずっとずっと
なんか実感がなかったり。
自分ではふつうの自分だと思っていても、
自分ではない自分を生きているから
ずーっとずーっと苦しいままなんです。
(何なら目の前にもそんな苦しさを感じるような状況が、現実でも何度も繰り返されると思います)
だから、このイヤイヤ期が、というか
感情をしっかりと感じること、出せること自体が
本当に本当に大切であり、
お子様が思う存分に、「イヤ!!」って言えること。
自分の好きなこと、やりたいことをしっかり主張できること。
この自己主張する行為を周りの大人が保証してあげて欲しいのです。
(あとで書きますが、お子様が何を言ってもやってもぜーんぶまるごとOKするという意味ではありませんよー。でも、その気持ちや思いを「全力で主張すること」=「イヤ!!ということ」自体にはOKをしてあげて欲しいのです)
そして、これ。
もし今の時点で自分自身がやってないなーという方がいたら、まずは自分がやってみてください。
あ、イヤイヤ期を真似て、道路で寝転がって大声で駄々をこねてくださいと言ってるわけではく。
(いや、周りの状況が許せば、そのくらい激しめにやってみてもいいですけどね(笑))
●嫌なことは嫌と言う
●本当に嫌なことはやらない
●自分の本当に好きなもの、やりたいことを、自分の意思で選ぶ
●心地よい感覚や選択をすることを自分に許す
こんなことを
まずは実践してみて欲しいのです。
これは本当に大切なことであり、
イヤイヤ期のお子様は
この大切な感覚をこの時期に実践することで、
【本当の自分】を、
そして【自分と他人との違い】を
しっかりと線引きしているんです。
誰に何も言われなくても、
子どもたちは感覚的にそれが大切だとわかっている。
そして、私たちも子どもの時には
きっとその大切さをちゃんと
知っていたのかと思うと、
改めて、私たち人間って素晴らしいなぁと思います♡
では次回はこの他人と自分の線引きをしているという観点から、
この時期のお子様の成長に沿って
「なぜなんでもイヤイヤするのか」
の理由を書いてみますね!
イヤイヤ期専門家
イライラママサポーター
田中みゆきでした
最後までお読みいただきありがとうございます