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最近のエッセイdig

自分の嗅覚を頼りにして、近頃はエッセイを堀りに掘っている。

紙の手触りが心地よくて次々と新しい本を買い漁るものの、置き場にそろそろ困ってきた。

財布と空間とを占領しつつある、そんな愛すべき我が家の新入りエッセイたちを雑感と共にまとめて紹介いたします📚


✳︎


●珈琲の建設

・珈琲は固有の文化圏を獲得しているのかも。
・珈琲に対する自分の姿勢がまだ幼いと感じた。
・かといって、のめり込んで沼にハマることは避けたい。


●喫茶店のディスクール

・まずタイトルが最高にクール。
・黒い液体を取り巻く人々の熱狂。
・街づくりや新規事業についての章が面白い。
・三崎で事業を営む友人にピッタリだな、とか思った。


●26歳計画

・コンセプトが秀逸。
・”素人”によるエッセイ集ならではの、ザラついた文章に不思議と安心する。
・26歳を迎える身近な人に渡したくなった。
・因みに僕は今年で24歳。まだまだ未熟。


●書簡集 それでも変わらないもの

・またしてもコンセプトが秀逸。
・『26歳計画』よりも一人一人の文章が長くて解像度高め。
・世界各国に住む日本人たちのリアルな声と感情が優しくて、渇いた心に沁みる。
・1300部のみ。後から知って震えた。


●居間にあり食事

・寄稿者のひとりのインスタ経由で知った。
・よく見たら三崎で知り合った方が制作に携わっていて驚き。
・ネット空間と実体験とのリンクが感じられる、個人的に大切な一冊。


●彗星の孤独

・神秘的な空気を纏った文章が自分にとっては新鮮だった。
・寺尾さんの音楽活動にも興味を持った。
・静かな夜にじっくりと咀嚼する読み方が◎。


●ここは、おしまいの地

・有名といわれるエッセイ作品の中で一番好き。
・紙面には絶望的な単語が並んでいるというのに何故か笑える。
・書かずにはいられない、という衝動を大事にしたいと思った。


●風に訊け

・某有名雑誌でハマ・オカモトさんが紹介していた一冊。
・変幻自在とはこのこと。
・どうしても暇なときに読むくらいが丁度いい。


●狂気の沙汰も金次第

・筒井康隆ワールド全開のエッセイ集。
・狂気は誠実な人柄が背景にあって初めて成立するのだろうなと感じた。
・同じく暇で暇で仕方ないときに読むべし。


✳︎


生活にエッセイを。

そして素敵な文章に出会おう。

それでは、また。

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